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わが殿(上) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2023/01/04 |
| JAN | 9784167919818 |
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わが殿(上)
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わが殿(上)
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
「わが殿」とは、越前大野藩藩主・ 土井利忠 公のことである。そして、その利忠公に仕える本編の主人公が 内山七郎右衛門 である。 利忠公は藩政改革を断行し、疲弊した藩財政を立て直そうとする。そのとき、公の手足となって働くのが七郎右衛門であった。彼は武士ではあるが、武芸の方はからき...
「わが殿」とは、越前大野藩藩主・ 土井利忠 公のことである。そして、その利忠公に仕える本編の主人公が 内山七郎右衛門 である。 利忠公は藩政改革を断行し、疲弊した藩財政を立て直そうとする。そのとき、公の手足となって働くのが七郎右衛門であった。彼は武士ではあるが、武芸の方はからきしで、代わりに算盤に明るかった。いわば経済官僚と呼ぶべき人物である。 江戸時代の経済体制は、石高を基盤とする農本主義を建前としていた。しかし実際には貨幣経済がすでに発達しており、現実は建前と大きく乖離していた。支配階級である武士は、経済の実権を握る商人に対して、まったく頭が上がらない状態だったのである。 この事情は、当時の統治組織である藩においても同様であった。多くの藩で財政は逼迫し、その立て直しは共通の悩みの種であった。 そうした背景を考えると、本書は単なる歴史小説というより、むしろ歴史経済小説と呼ぶべき作品であろう。さらに言えば、現代において時代遅れとなりつつある産業構造の中で奮闘する経済人のジレンマ――そうした視点から読んでも、十分に興味深い物語となっている
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しゃばけで有名な作者さん のんびりひた江戸のあやかし達とのいやし系のお話がお得意かと思う。 わが殿は実在の人物の事績が元になった歴史小説だった。 越前大野藩の幕末に実際にいた殿と家臣の物語。 おっとりとした語り口が楽しい。
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借金十万両、石高4万石、実質石高1万2千石の大野藩を石高15万石並みに引き上げた内山七郎右衛門。家柄より才を好む土井利忠に見出され、家老にまで上り詰める男の一代記。やはり経済感覚に優れた武士というのは魅力的であり、それを取り立て力を自由に発揮させる優れたマネージャーというのも得難...
借金十万両、石高4万石、実質石高1万2千石の大野藩を石高15万石並みに引き上げた内山七郎右衛門。家柄より才を好む土井利忠に見出され、家老にまで上り詰める男の一代記。やはり経済感覚に優れた武士というのは魅力的であり、それを取り立て力を自由に発揮させる優れたマネージャーというのも得難いものだなと実感した。
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