商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2022/12/21 |
| JAN | 9784151201073 |
- 書籍
- 文庫
ハイ・フィデリティ
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ハイ・フィデリティ
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
ろくでもないロブのことが愛おしくなる。誰もが抱える人間の弱さ、虚しさを感じます。いっぱいに散りばめられた音楽と、かっこ悪さに存分に浸ると、その欠けた部分すら愛おしく思える。
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中年にさしかかるダメな男の話。冒頭は俺の忘れられない失恋ベスト5みたいな感じ。どちらかというと男性向けなのかなとも感じる。
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自分が魅力に感じたのは共感力と文章力でした!そして心と体の年齢ギャップを抱え、後ろ向きに生きる自分にはとても他人事に思えない感じがしました。 本作の主人公ロブはまさに体は大人だけど心はまだ子どもな35歳独身男性。不景気なレコードショップを経営し、ロマンス溢れる80年代ポップソン...
自分が魅力に感じたのは共感力と文章力でした!そして心と体の年齢ギャップを抱え、後ろ向きに生きる自分にはとても他人事に思えない感じがしました。 本作の主人公ロブはまさに体は大人だけど心はまだ子どもな35歳独身男性。不景気なレコードショップを経営し、ロマンス溢れる80年代ポップソングに心酔しているオタクです。彼は音楽に描かれるようなロマンティックな恋愛を求め、世帯をもつなんて我慢ならないといった感じです。 当たり前の生き方や単調な幸せを選べない、小説や漫画のようなドラマティックな何かが自分の人生にあれば…と思ってしまう自分はロブにとても共感しました。その一方で自分はこのままでいいのか、10年もしないうちに彼と同い年だ、こんなんでいいのか…と思いつつ読んでいたので、ある意味でロブは同士であり反面教師とも言えます。 そんな彼の特徴としては自己憐憫にかられているところも挙げられます。自分を擁護しながら責めている様子が随所に見られ、そこがとてもフランクな文章で表現されています。大人になりきれない心理を楽しく読めるのもやはり魅力的です。 本書ではクソッタレなロブが少しずつ内省の果てに、幼い精神を成熟した体に合わせて調律していくような内容です。そこに大きな事件や魔法、不思議な力なんてものは全く出てきません。過去と現在そして未来と不器用に向き合いながら大人になっていく35歳児の姿をみて、自分もなんとかしなきゃなと思わずにいられませんでした! 好きなものに囲まれているのに、このままで自分は良いのだろうか…と考える人々にとてもオススメの作品です!! ※音楽の内容が多いのですが、注釈が細かくあるので置いてけぼりにはならないで済みます!その注釈からは訳者の作品への愛が感じられてそこも良いです!
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