商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社 |
発売年月日 | 2022/12/17 |
JAN | 9784791775248 |
- 書籍
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ポスト・ヒューマニティーズへの百年
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ポスト・ヒューマニティーズへの百年
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シェリング哲学を視点にメイヤスーの相関主義批判をテーマにして、ここ100年の哲学の検討を概観している。 シェリング哲学をよく理解できていなかったので、読むのが非常に難しかった(理解できている手ごたえがない)。 シェリング哲学は、人間の主観性中心を批判し、実在と主体を分割しない...
シェリング哲学を視点にメイヤスーの相関主義批判をテーマにして、ここ100年の哲学の検討を概観している。 シェリング哲学をよく理解できていなかったので、読むのが非常に難しかった(理解できている手ごたえがない)。 シェリング哲学は、人間の主観性中心を批判し、実在と主体を分割しないモデルを提案しているらしい。これが相関主義批判のムーブメントとうまくつながっていると理解している。また、自然(世界)が人間のような思考するものを生むという目的(歴史観)をもっているという考え方があもよう。これが本書に登場する各現代哲学に受け継がれてるかは読み取れなかったが、ダーウィニズム的な発想を想定すれば、あり得るかもしれない。 また、後半のブラシエのニヒリズム・アンバウンドの解説があり、ニヒリズムへのスタンスに興味があるので、興味深く読めた。(主体/認識をもつものが)絶滅するという前提をおいたときに、自然の無意味さにどう対するかという問題のスケールアップ?の提起までは分かったが、ブラシエなりの回答らしきもの(ニーチェでいうところの永劫回帰)が見つけられなかった/読み取れなかった。 私なりに、この認識主体の絶滅の可能性(必然性)を思考の補助線として考えたときに、ニヒリズム(世界の無意味さ)へのスタンスの持ちかたは、自身が世界の一部であることの受け入れかなと思った(言い換えれば、やっぱり悟りかな)。
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