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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2022/12/17 |
JAN | 9784000615761 |
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破果
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商品レビュー
4.1
47件のお客様レビュー
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家業ひとすじ45年 かつて名を馳せた女殺し屋・爪角の ノアール小説 どこで勧められた本だったか痛いのは苦手なのに、爪角の人生に魅せられて一気読み ただのノアール小説に終わらず、人間味溢れる小説になっている 父親を殺されたトゥよりも、爪角に感情移入してしまうのは爪角の人生を追って来たからなのか、、、 リュウとの生活はあまりにも切ない 肉体の老いのみでなく、揺れ動く様になってしまった感情 そんな中繰り広げられる最後の死闘 一緒に生きて来た老犬も無くし リュウの元に行くまで、これからどんな人生を送るのか、、、、 花火の様な、果物の様なネイルも見てみたかったな 続編も読んでみよう♬
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読み始めると、映画「レオン」の最初の場面が浮かんだ。真っ黒なカーテンから覗いたのは、銃口ではなく表紙の細い手。主人公に心酔した私は、「死なないでくれ〰️。」と祈りながら一気に読んだ。
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砂原浩太郎氏の作品のような哀愁漂う文章で老いていく肉体、そして他者からお母さんと呼ばれる嫌悪感など暗殺者としての仕事の失敗から足を洗う過程、爪角の生き様を克明に描いた作品で活躍していた頃と現在では性格も変わりただの暗殺者話ではない人間味あふれる話に引き込まれる。 非道な暗殺者より...
砂原浩太郎氏の作品のような哀愁漂う文章で老いていく肉体、そして他者からお母さんと呼ばれる嫌悪感など暗殺者としての仕事の失敗から足を洗う過程、爪角の生き様を克明に描いた作品で活躍していた頃と現在では性格も変わりただの暗殺者話ではない人間味あふれる話に引き込まれる。 非道な暗殺者より、こんなストーリーは新鮮でいい。
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