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13歳から考える住まいの権利 多様な生き方を実現する「家」のはなし
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13歳から考える住まいの権利 多様な生き方を実現する「家」のはなし

葛西リサ(著者)

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13歳から考える住まいの権利 多様な生き方を実現する「家」のはなし

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 かもがわ出版
発売年月日 2022/12/13
JAN 9784780312478

13歳から考える住まいの権利

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2023/04/15
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○居住の権利は人権なのだと分かる ○血縁にだけ縛られるのではなく、いろんなスタイルを考え、それぞれが自分とまわりの幸福の形を住居から考える ◎はじめに  適切な住宅の大切さ  良質な住宅だけがあっても人は幸せになれない  住宅には考えるべきことがたくさんある 1:住居に困っている人はホントにいるの?  日本には住宅に困っている人、住む場所のない人が存在している  ・若者の住宅問題  ・高齢者の住宅問題  ・障害者と住まい   …バンク・ミケルセン    「障害があってもなくても、社会の中でふつうの暮らしが保障されなくてはならない」  ・性的マイノリティと住宅  ・ひとり親の住宅問題   …日本の母子家庭の貧困率  ・暴力と住まい  ・外国籍と住まい  ・災害と住まい  ・住宅に困るのはだれの責任?   …「住まいは人権」 2:お金がなければ、住まいがなくても仕方ない?  住宅は人間が命をつなぐために欠かせない基盤であり、生活を包み込む器である  ・近隣環境を紡ぐ軸としての住宅  ・SDGs 「11.住み続けられるまちづくりを」   …都市の貧しい人々が住む地域の状況をよくする   …日本のホームレス数の減少の裏  ・お金がなければ住宅がないのは当然?   …居住の権利   ●日本国憲法     第25条第1項、第25条第2項   ●世界人権宣言 第25条1項   ●国際人権規約 第11条  ・都市の人口の急増と国連ハビタット   国際連合人間居住計画   「全ての人々が適切な住宅に住む権利」    ①風雨から守られていること    ②安全な飲料水や衛生施設があること    ③強制立ち退きやプライバシーの侵害がないこと    ④学校、医療施設等によういに到達できること    ⑤適正な通勤圏内に立地していること    ⑥家族生活こための最低限度の広さを確保していること    ⑦負担しうる居住費であること  ・人間の健康と住宅   衛生と安全、周辺の環境  ・住宅政策の役割 3:私の住まいはだれのもの?  ・住宅の種類   一戸建て、長屋立て、共同住宅   住宅所有関係  ・民間の賃貸住宅  ・公営住宅って何?  ・第二次世界大戦後の住宅政策   戦火による住宅不足   自分で住宅を建てる…住宅金融公庫法   公営住宅と公団住宅の登場   日本住宅公団   住宅建設計画法   …大量の住宅建設を目標とし、質のよい住宅は後まわし   持ち家取得を支援する政府 4:住宅に困る人がいるのに、どうして空き家があるの?  ・住宅難の時代ふたたび  ・住宅の量は十分  ・世帯数の増加  ・少子化と住宅  ・女性の役割の変化と家事  ・多様化する世帯と住宅  ・増える空き家  ・政府の方向転換   住生活基本法…住宅の寿命を延ばす 5:住みたい家に住み続けるには何が必要?  ・生涯にわたり安心できる住まいがない  ・ケアを必要とする人は住宅には暮らせない?  ・精神病院をなくしたイタリア  ・ハウジングファーストという概念…アメリカ   ホームレスの人に必要なのは継続的な支援  ・地域包括ケアシステム  ・住宅とケアをセットにする  ・居住支援という方法   住宅セーフティネット制度   居住支援法人  ・居住支援協議会の役割 6:一緒に暮らすのは家族じゃなきゃいけないの?  ・働く女性  ・集まって住むメリット  ・子どもたちにとってのシェアハウス  ・デンマークのひとり親向けシェアハウス   親の貧困が子どもの生活環境に影響しない仕組み  ・血縁に頼らない高齢者の住まい方  ・住む人のニーズに合わせた共同の住まい   ノーマライゼーション   人はどんな状態にあっても地域で「ふつう」の暮らしが保障されなければならない  ・若者を救うリノベーションハウス  ・地域コミュニティを重視した団地再生  ・社会全体の課題としての適切な住まいの確保とSDGs ◎おわりに  だれと暮らすかを自分で決めることができる社会へ  血縁にしばられない  幸福の追求は社会に任せるのではなく、住み手も決めるべき時代 ◎あとがき  「ふつうの家」のイメージに私たち大人がとらわれていないか  誰と住むかを選べない社会の怖さ ・参考文献リスト

Posted by ブクログ

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