商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/12/14 |
JAN | 9784093888547 |
- 書籍
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だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない
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だれも私たちに「失格の烙印」を押すことはできない
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
車椅子生活を送っている著者が障害者や性的マイノリティ、他と違った容姿の人に対する社会の偏見に一石投じた人権書。 結構専門的な内容もあった。 世の中には一部、普通と異なった点を持ち、それが足枷となり苦しんでいる人がいる。 そういった人が苦しむ理由の大部分は、異なった点による直接的な弊害ではなく世間からの目、理不尽な決めつけにある。 障害者は生きづらいだとか、醜い顔立ちの人はモテないだとかいうマジョリティーによる偏見や傲慢な考えに首を絞められていく。 そもそも排除する側、される側という位置づけ自体間違っているのに、誰だって場所や状況が変わればマジョリティにもマイノリティにもなりうるというのに。 『精神病院や高齢者施設、障害者施設で、数か月、長いと数十年を過ごす人々の生が「不当」だとしたら、それは彼らが障害を抱えていたり、患者であったり、小さな空間に閉じ込められているからではない。 自分の人格が尊重されないまま、長い集団生活によって、完全に消されてしまうからだ。』
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キム・ウォニョンさんの他の本も読みたくなるほど、さまざまなことを訴えてくる本だった。社会について気づいていないことも多く、人生観が変わった。
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