![結婚って何さ 有栖川有栖選 必読!Selection 8 徳間文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001992/0019928364LL.jpg)
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結婚って何さ 有栖川有栖選 必読!Selection 8 徳間文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2022/12/08 |
JAN | 9784198948054 |
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結婚って何さ
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結婚って何さ
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
たしかにタイトルからは予想もできないミステリでした。逃走サスペンスとしても面白かったです。 時代を感じさせる部分はたしかにありましたが、わたしはそれを古さというよりはTVドラマを観ているような懐かしさを感じました。
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「ちょっとしたきっかけ」で会社を辞め、やけ酒を飲んでいた遠井真弓と疋田三枝子という二人の女性会社員が事件に巻き込まれる。 バーで出会った男と一緒に高級ホテルに泊まるが、朝になるとその男が死んでいた。二人は逃走するが、この殺人は密室で行われていた。二人が犯人でないとすれば、密室内でどのように殺人が行われたのか。 密室のトリックは、死体のすり替えだった。二人の女性と一緒にホテルに行った男が実は犯人であり、別の場所で殺害した死体を二人が風呂に入っている間に持ち込んでいた。 物語全体のプロットは交換殺人。伴早苗は夫の伴幸太郎を、矢ノ倉文彦は妻の矢ノ倉涼子を、それぞれ殺害しようと考えていた。この二人はかつて同級生であったが、直接のつながりはない。交換殺人を計画するが、その関係を郵便局員である森川という男に見抜かれてしまう。ここで郵便法54条が重要な要素として登場する。この点には著者の郵政省保健局勤務という経歴が生かされている。 郵便法54条に関する知識は読者にとって必須ではないが、郵便局員が職務中に2人の関係に気付く展開は興味深い。ただし、森川が伴早苗と矢ノ倉文彦の同級生という設定には、やや御都合主義的な印象を受ける。 また、サスペンス要素として二人の女性の逃走劇が描かれるが、疋田三枝子が第1章で事故死し、その後新たに水木隆二という男性が物語に絡む。遠井真弓が東京から河口湖へ向かう途中で伴早苗と偶然出会い、さらに水木隆二とも偶然出会う展開は、やや不自然さを感じる。 伴の家政婦が内情を詳細に話す描写も、時代背景を考えれば納得できるものの、御都合主義的に見える部分がある。 タイトルである『結婚って何さ』につながる遠井真弓のキャラクターは、それなりに魅力的だと感じられる。 総合的に見て、本格ミステリとしてテンポは良く、楽しめる部分は多い。しかし、御都合主義的な要素や深みの欠如が目立つため、評価は★3といったところだろう。
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女子二人が酔っ払って男性と知り合って三人でホテルというか旅館というかに泊まって泥酔しつつ寝て起きたら男性が殺されていた、と。現場はあからさまな密室。このままでは犯人にされてしまうので逃走。 オーソドックスな感じではありますが、1960年の作品なんですね。文体がいかにもそれっぽい感じ。これまでに何度もドラマ化もされてるんだそうで、とても人気があったんだろうなとは思いました。けどさすがに今読むとちょっと・・・まさかそのまんま交換殺人が真相とは逆に思わなかった。当時は画期的だったのだろうか? そして今回新装版のようで。あらすじもアウトロー女子二人が・・・とか書いてあって表紙もいかにもそれっぽいですが一人は速攻で退場するし、そういうミスリードみたいなのはちょっとずるいな、とw
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