働く君に贈る25の言葉 PHP文庫

佐々木常夫(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所
• 発売年月日: 2022/12/03
• JAN: 9784569902777

商品レビュー

2024/12/15

働く甥っ子に対しての手紙という形で語られる、人生において大切なこと、働く上で大切にしたいこと。

働く上で実践に移せる具体的な行動（上司との関係構築や、メモのとり方など）から、幸せになるためのマインドまで。

自己啓発本が苦手な人とか、堅苦しい圧力じみたお話が少し苦手だなって人に読んで欲しい。

こういうジャンルは自己啓発本っていうのだろうか。ただ、私が読んだ中で1番、すんなりと内容が頭に入ってきた気がする。

著者の絶望的な人生を歩んできたという経験が故か、その人柄は話口調ゆえか。

きっと、1年後就職が決まった時、働き出して迷いが生まれた時に読み返すと思う。

理不尽な扱いをされても、偽善だと言われても、人生に絶望しても「それでもなお」運命を引き受けて、人を大切にして、頑張って何かを生み出したいと思った。

2024/09/09

　本書は、2010年11月にWAVE出版より発刊された作品に、加筆・修正を加え、文庫化されたものである。著者の甥っ子さんへの手紙という形式である。25の言葉が紹介されていて、応援してくれているようである。

・「それでもなお」という言葉が、君を磨き上げてくれる。
・君は人生の主人公のだ。何ものにもその座を譲ってはならない。→ただ、仕事に飲まれてはならない。ワーク・ライフ・マネジメントすること！
・プアなイノベーションより、優れたイミテーションを。→他人の優れたところを真似る。
・よい習慣は、才能を超える。
・事の軽重を知る。それが、タイムマネジメントの本質だ。
・運命を引き受けなさい。それが、生きるということです。
・人を愛しなさい。それが、自分を大切にすることです。
など、心に響く言葉が紹介されている。図書館で借りて読んだが、手元に置いて都度読み返してもよいかもしれないと思った。

2024/08/12

要約
佐々木常夫の『働く君に贈る25の言葉』は、ビジネスマンや働く人々に向けた人生と仕事のアドバイス集です。著者の経験を基に、仕事に対する姿勢、成功するための心構え、人間関係の築き方など、実践的な教訓が25の言葉としてまとめられています。

考察
この本は、働く全ての人々にとって役立つ知恵が詰まっています。著者の実体験に基づいたアドバイスは信頼性が高く、特に若い世代のビジネスマンにとってのヒントになるでしょう。労働観を見直し、仕事を通じて自己成長を目指すための貴重なガイドラインを提示しています。