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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/11/25 |
JAN | 9784163916279 |
- 書籍
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貸本屋おせん
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貸本屋おせん
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商品レビュー
3.4
29件のお客様レビュー
先の寛政の改革の以降続く出版統制。御公儀の厳しい締めつけがあっても、版元は良い本を作るために知恵を絞り奔走する。安価な草双紙であっても、挿絵を有名絵師に頼むことは少なくはない。ご禁制の艶絵や洒落本を拝みたい。たいてい読み物はかなり高価、そこで重宝されるのが「貸本屋」 和漢貸本 梅...
先の寛政の改革の以降続く出版統制。御公儀の厳しい締めつけがあっても、版元は良い本を作るために知恵を絞り奔走する。安価な草双紙であっても、挿絵を有名絵師に頼むことは少なくはない。ご禁制の艶絵や洒落本を拝みたい。たいてい読み物はかなり高価、そこで重宝されるのが「貸本屋」 和漢貸本 梅鉢屋 職分道具ニテ 疵付賜フハ僻事也 日延又貸尚見料申受候 浅草福井町三丁目せん 気風いい江戸の女貸本屋の話。 「幽霊さわぎ」「松の糸」が最高に面白い。
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店を構えず出向く形の貸本を営む、せん。 彼女が商売をする先で見聞きしたり 巻き込まれたりする事件から 江戸の人々と本の関係が描かれる。 うーん。 事件そのものや話の筋はおもしろいのですが ちょっと登場人物が好みじゃなくて あんまり入り込めなかった。 3、4話目あたりなんかは、人...
店を構えず出向く形の貸本を営む、せん。 彼女が商売をする先で見聞きしたり 巻き込まれたりする事件から 江戸の人々と本の関係が描かれる。 うーん。 事件そのものや話の筋はおもしろいのですが ちょっと登場人物が好みじゃなくて あんまり入り込めなかった。 3、4話目あたりなんかは、人情もので 気持ちがやんわりしたりしたけどね。
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連作短編5篇 女一人で貸本屋として生きていくおせん。江戸時代の出版事情と貸本屋業界の仕組みなど勉強になる。章ごとに事件や厄介ごとに巻き込まれなんとか解決しながらたくましく生きていくお仕事小説。
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