商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/11/09 |
JAN | 9784107725448 |
- コミック
- 新潮社
応天の門(16)
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応天の門(16)
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
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平安時代に「科学的手法」でミステリやろうってあたりの心意気がとても好きでね。しかも、いかにも『今昔物語集』とかに所収載ってそうなエピソードだしな。一方で、時代は着々と流れていくし。タイトルが『応天の門』である以上、伴善男は当然、キーパーソンである訳だが、今回の伴健岑の赦免をめぐる暗闘では「え?あれ?」と思うような動きを見せていて、まことに上つ方の闇の深さを思い知るわね…そんな中、青年・菅原道真の迷いの日々は続く。ビルドゥングスロマンって奴ですなー。紀長谷雄の憎めないダメっぷりも、案外味わい深くて好きかも。
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伴健岑の史実を絡めつつの物語展開が非常に面白い。 道実が自分で費用を用立てても関わろうとした一件。 わからないがしなくてはならない気がした 自分の中の理に従っただけ という言葉が響く。 より強い力で脅すなら同じ穴の狢というのもわからなくはないが 腕力に限らず力が強い方が勝つのは仕方ないことだし だからこそ悪に負けないように自分が強い力を持つ または強い力を持つものを味方につけるのは間違っていないのではないだろうか。 小菊ちゃんがかわいくてとても良かった。
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恒貞親王と伴健岑をめぐる道真の想いは、業平らの目線で見れば青臭く傲慢なのかもしれないが、なんとかできる知識と機転、力に手を伸ばせる地位に道真はいる。 この辺りの気付きと迷いがずっと描かれてきてたんだなあ。 そして段々と、進みたい方向が意識されてきている感じ? そこに基経がどう絡むかが少し怖い。
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