商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2022/10/25 |
| JAN | 9784087817218 |
- 書籍
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太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密
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太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密
¥2,750
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商品レビュー
4.6
37件のお客様レビュー
アフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール)において、現地人と日本人の子供がたくさんいる。またそう言った子供が医者の手で殺されていたという海外ニュースから始まるストーリー。 思想がどうこうということでなく、事実を探究して行く取材がすごい。いろんな人への取材から、事実らしい事柄が浮か...
アフリカのコンゴ民主共和国(旧ザイール)において、現地人と日本人の子供がたくさんいる。またそう言った子供が医者の手で殺されていたという海外ニュースから始まるストーリー。 思想がどうこうということでなく、事実を探究して行く取材がすごい。いろんな人への取材から、事実らしい事柄が浮かぶのもすごいですし、取材過程ふくめ、淡々と語っているはずなのに何故か臨場感がある。すごいノンフィクションだ。
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この本は、全ての日本人が読むべき一冊だと感じた。 まず、コンゴに日本人とのハーフの子どもたちが置き去りにされ、その事実がほとんど報道されていなかったことに強い衝撃を受けた。こんな現実があったことはもちろん知らなかった。 もちろん、置き去りにされた子どもたちには幸せになってほしいと...
この本は、全ての日本人が読むべき一冊だと感じた。 まず、コンゴに日本人とのハーフの子どもたちが置き去りにされ、その事実がほとんど報道されていなかったことに強い衝撃を受けた。こんな現実があったことはもちろん知らなかった。 もちろん、置き去りにされた子どもたちには幸せになってほしいと思う。ただ一方で、彼らを残して帰国した日本人の気持ちも分からないではない。当時の状況では、どうしようもなかった部分もあったのかもしれない。きっと一部の日本人はそのとき本気で愛していたのだろう。けれど、日本に帰って平穏な生活に戻るうちに、罪悪感は抱きつつもどうしようもないからどうもしないという状況だったんだろう。 しかし、作者の記者としての執念と、文章力の高さには心から感嘆した。航空機が離陸する瞬間の描写や、舗装されていない道を車が走るシーンなど、どの場面もまるで自分が作者の隣にいるかのような臨場感があった。ひとつひとつの文章に、当時の作者の感情や覚悟が宿っていて、読みながら胸が締めつけられる思いがした。 凄まじい取材力と筆力、そして人間へのまなざしが詰まった一冊だった。読み終えたあと、とりあえず「すごい」としか言葉が出なかった。
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経済力の差、男尊女卑、支配と被支配のような圧倒的な上下関係が生み出した、よくある話なのだろう。娯楽もない劣悪な環境の中で、素直に自分の好意を受け止めてくれる年端もいかない娘たちが、どれほど生活に潤いをもたらしてくれたかは、想像に難くない。そういう男性の生理に理解を示してなお、著...
経済力の差、男尊女卑、支配と被支配のような圧倒的な上下関係が生み出した、よくある話なのだろう。娯楽もない劣悪な環境の中で、素直に自分の好意を受け止めてくれる年端もいかない娘たちが、どれほど生活に潤いをもたらしてくれたかは、想像に難くない。そういう男性の生理に理解を示してなお、著者はアフリカの日本人残留児の立場に立って、丁寧に聞き取りをし、自分にできることを模索し、これだけの書を著した、その功績は大きい。「これを書くために生まれてきた」と思えるほどの思い入れの強さが随所に見られる。 アフリカの紛争地域の吐き気を催すような残虐行為の記述もあり、現地の人々の苦難に我らが一体何ができるのか分からないが、目を背けないでまず知ることからスタートしていきたい。年々縮小するオールドメディアが、今後も彼のような世界の不正を告発する記者を抱えることが可能なのかは、先行きが見通せない。世界は益々格差が拡大し、冷酷で無慈悲な場所になっていくんだろうな。
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