商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/10/25 |
JAN | 9784087817218 |
- 書籍
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太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密
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太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密
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商品レビュー
4.6
24件のお客様レビュー
『1970年代コンゴで日本企業の鉱山開発に1000人以上の日本人男性が現地に赴任し、そこで生まれた日本人の子供を日本人医師と看護師が毒殺した?』 このショッキングなツイッターの投稿から本文は始まる。 この真実を追う為、当時、南アフリカに駐在していた著者の取材記となっている。 『...
『1970年代コンゴで日本企業の鉱山開発に1000人以上の日本人男性が現地に赴任し、そこで生まれた日本人の子供を日本人医師と看護師が毒殺した?』 このショッキングなツイッターの投稿から本文は始まる。 この真実を追う為、当時、南アフリカに駐在していた著者の取材記となっている。 『近代都市は人間に安心を与え、代わりに表現を奪った』という言葉の様に戦後の経済復興の影が強く感じられた。 取材に協力した現地日本人の田邊さん、佐野さんにはコンゴの為に献身的に働く姿は逆に同じ日本人として、とても誇らしくなった。 遠い異国の地で日本人が行なった事実を知るという事はとても大切な事であり、一人でもこの本を読んで欲しいと思う。
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冒頭から衝撃的な内容に引き込まれて、終始ドキドキしながらあっという間に読み終えた。一貫して、三浦さんの"記者"として、1人の人間として「不条理」に対抗する覚悟、残留児たちへの誠意を感じた。 私自身も1人の人間として、自分と世界(アフリカ)との距離、豊かな者の無...
冒頭から衝撃的な内容に引き込まれて、終始ドキドキしながらあっという間に読み終えた。一貫して、三浦さんの"記者"として、1人の人間として「不条理」に対抗する覚悟、残留児たちへの誠意を感じた。 私自身も1人の人間として、自分と世界(アフリカ)との距離、豊かな者の無自覚な傲慢さ、「生」と「死」の軽さと重さ、いろいろなことを考えた。 三浦さんの他の作品も読んでみたい!
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海外特派員としてのルポの書き方(自己開示して丁寧に取材過程を綴る)、テーマが勉強になった。やはり英語は大前提。日本人協力者がいたからできたことで、彼がフランス語ができていたらもっと深かった?
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