商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/10/19 |
JAN | 9784065293713 |
- 書籍
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歴史の屑拾い
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歴史の屑拾い
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
著者は「食と農」の歴史研究者。 著作に『ナチスのキッチン』、『給食の歴史』など。 本書は大きな歴史ではなく、歴史の屑ほどの小さいな事実に視線を向け記すエッセイ集。歴史、社会、研究生活などを語る。N
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屑拾いが大事であるというのは歴史に限ったことではなく、例えば自分が日々の中で感じる「無名の人間の日常を描いた感動的ではない小説が読みたい」という欲求や、「インターネットってなんでもわかるようで意外と生身の人間の意見って少ないよな」という気持ちに通じるものがあると思う。 そもそも...
屑拾いが大事であるというのは歴史に限ったことではなく、例えば自分が日々の中で感じる「無名の人間の日常を描いた感動的ではない小説が読みたい」という欲求や、「インターネットってなんでもわかるようで意外と生身の人間の意見って少ないよな」という気持ちに通じるものがあると思う。 そもそも小説の中の日常もネット上の個人の感情や意見の表明も大きく見れば歴史の一部であるという言い方もできそうだ。 私のこの文章も取るに足らない屑の一つとして今ここに存在しているのである。 感想全文は https://west-wing.hateblo.jp/entry/2023/10/15/031502
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「歴史学とは本来的に、体系の学問というよりは、感情を安易に共有できない、人や出来事との出会いの学問であり、何かと出会うたびに感じる驚きと違和感の堆積のようなものではなかろうか。」
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