商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光文社 |
| 発売年月日 | 2022/10/19 |
| JAN | 9784334914912 |
- 書籍
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侵略少女
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侵略少女
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
これを100パーセント理解して読める人は何人くらいいるのか。 一回読んでから検証しながら読んで、また通して読む。 それを時間の許す限り丁寧に。 それはもう才能だ。 私にはできないけれど、それでも、読み進めてしまう物語がここにある。 今年のGWはカーテンとこの本で充実した休みだった...
これを100パーセント理解して読める人は何人くらいいるのか。 一回読んでから検証しながら読んで、また通して読む。 それを時間の許す限り丁寧に。 それはもう才能だ。 私にはできないけれど、それでも、読み進めてしまう物語がここにある。 今年のGWはカーテンとこの本で充実した休みだったな笑 それにしても自跋。じばつ、と読むのも意味も調べて初めて知ったけど、古野さんそんなことになっていたの?知らなかった。。。まだ読みたい物語がたくさんある。ご自身の苦しさを思えば私の衝撃など、だが、ご無理のない範囲で、良き方向に向かいますように。
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古野まほろ『侵略少女 EXIL girls』読了。 前作「征服少女」同様、読者への挑戦状付ミステリ。こだわり抜かれたフェアな本格ミステリで、数百はあると思われる伏線と深遠な殺人の謎を、精緻なロジックで紐解いていく。ここまで凄まじい量の伏線や謎が仕込まれた作品はほぼないだろう。 ...
古野まほろ『侵略少女 EXIL girls』読了。 前作「征服少女」同様、読者への挑戦状付ミステリ。こだわり抜かれたフェアな本格ミステリで、数百はあると思われる伏線と深遠な殺人の謎を、精緻なロジックで紐解いていく。ここまで凄まじい量の伏線や謎が仕込まれた作品はほぼないだろう。 前作ではフーダニットの答がどこに着地するかは比較的わかりやすかったがその分それを矛盾なく成立させる論理の構築に凄まじい量の処理が必要だった。 今作はそもそもどこから取り掛かったらいいものか悩みに悩み、ある一点から突き崩す形でようやく推理の連鎖が始まっていく。この気付きの瞬間の快感のために本格ミステリに挑んでいると言っても過言ではない。全力を尽くして謎を解き、そうして読む解決編には語り切れない感動がある。これは前作や前々作と同じだ。 三部作の最終作ということで、物語のテーマが収斂していく感動もあった。 この三部作を本気で解いてきたからこその感情が、胸を熱くした。
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これは……! なんて形容したらいいか分からない! 多分、ジャンルとしては本格ミステリなのだろう。しかし、ストーリーが難解すぎる。 表面上のストーリーは分かりやすすぎるくらい分かりやすい。そこに宗教学や政治学も絡まっており、ストーリー以外の厚みを与えている。 あえていうなら、著者の...
これは……! なんて形容したらいいか分からない! 多分、ジャンルとしては本格ミステリなのだろう。しかし、ストーリーが難解すぎる。 表面上のストーリーは分かりやすすぎるくらい分かりやすい。そこに宗教学や政治学も絡まっており、ストーリー以外の厚みを与えている。 あえていうなら、著者の思想小説と言えるかもしれない。 ただ、この表紙はない気がする。この表紙から、気軽な気持ちで手に取った読者にとっては、これじゃない感を強く感じるかもしれない。 個人的には、凄い小説を読んでしまった、という感覚だった。
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