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個性という幻想 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/10/13 |
| JAN | 9784065297285 |
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個性という幻想
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個性という幻想
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
中井久夫を通して間接的にしか知らなかったサリヴァン自身の著作を初めて読んだ。なのに中井久夫訳ではなく阿部大樹さんの訳でなのだが。中井の訳本や原著はいずれ手に取りたい。 本書は阿部さんによる日本オリジナルの論集。サリヴァンが臨床から離れて以降の論文が収録されている。戦争や従軍す...
中井久夫を通して間接的にしか知らなかったサリヴァン自身の著作を初めて読んだ。なのに中井久夫訳ではなく阿部大樹さんの訳でなのだが。中井の訳本や原著はいずれ手に取りたい。 本書は阿部さんによる日本オリジナルの論集。サリヴァンが臨床から離れて以降の論文が収録されている。戦争や従軍する人々の士気、国民の戦意について触れられているのが時代を感じさせ、そこには正直あんまり気持ちがのれないのだが、最後の方にまとめられているので、サリヴァンの基本的な考え方を踏まえながら読むと、そういう論考を書かざるを得なかった事情や、その原稿の裏側で実際にサリヴァンが見据えていた未来も見えてくる気がする。「すなわち精神科医が第一に取り組むべきは、人間に備わった可能性が濫費されている現状に対して、そのような問題が二度と生じないように社会体制を変更することである」(p57)。サリヴァンの眼は徹頭徹尾、個人ではなく、社会・世界を捉えようとしている。遺された論考は、差別と自国民ファーストが横行する現代に活動する我々医療職にとっても参考になる。
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すごい、サリヴァン。 この人を今こそ読むべき。 アメリカにおけるトランプの邁進とそれに追随する人々や彼らの暴走を一挙に体現した連邦議事堂事件以降の現代において、サリヴァンの訴える対人関係において構築される人間精神の在り方を思考することは、今こそアクチュアルで実利的な効果を上げる。...
すごい、サリヴァン。 この人を今こそ読むべき。 アメリカにおけるトランプの邁進とそれに追随する人々や彼らの暴走を一挙に体現した連邦議事堂事件以降の現代において、サリヴァンの訴える対人関係において構築される人間精神の在り方を思考することは、今こそアクチュアルで実利的な効果を上げる。 ゆるゆるふわふわな日本においてフロイト的な精神分析が広まらなかった一方で、サリヴァンの方法論こそが特に重要かもしれない。 会社や学校のせいでメンタルやられる人多いし、周りの人の顔を伺う癖が強い日本人には効くんじゃないかしら。
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タイトルに惹かれて、読みました。 歯ごたえがあり、読み終えるのに時間がかかった。 「個性は、各個人が先天的に持っているのではなく、生まれた時からの対人関係から作られる。」ということらしい。確かに対人関係の歴史は、その人だけのものだ。個人的には、物理的文化的環境も関係があると思うが...
タイトルに惹かれて、読みました。 歯ごたえがあり、読み終えるのに時間がかかった。 「個性は、各個人が先天的に持っているのではなく、生まれた時からの対人関係から作られる。」ということらしい。確かに対人関係の歴史は、その人だけのものだ。個人的には、物理的文化的環境も関係があると思うが。 時代背景として、世界大戦があり、兵の徴用検査に積極的に協力する所など、少し考えさせられた。
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