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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2022/10/04 |
JAN | 9784591174999 |
- 書籍
- 児童書
ぼくたちはまだ出逢っていない
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ぼくたちはまだ出逢っていない
¥1,540
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(放送原稿から) 舞台は、京都、3人の悩みをかかえた中学生たちが主人公です。 一人は中3のブラウン陸くん、名前の通りお父さんがイギリス人で、金髪でイケメン…ですが、 同じバスケ部の子に暴力を受けていて、それを周りに言うことができず、悩んでいます。 友人の樹は、体が弱いけれど、歴史や漢字が得意で陸を見た目で判断しないで、そばにいてくれます・。 そして、もう一人、中2の美雨は、おかあさんの再婚で岡山から京都に引っ越してきました。 が、新しい家族になんとなくなじめず、家に居場所がないように感じていて、京都のあちこちをさまよっていました。 ある時、美羽は通りがかりの骨董屋で欠けたところが継いであるお茶碗に出会います。 その金で継いである器、伝統技法の「金継ぎ」がこの三人の出会うきっかけになるのです。 「金継ぎ」とは、割れたり欠けたりした陶磁器を漆で接着し、その傷跡を金などで装飾することで 新たな命を吹きこむ、日本古来の伝統技法です。 大事にしていたお皿やお茶碗を、うっかり割ってしまって悲しい気持ちになったことがありますよね 金継ぎをすることでこわれたものを修復し、大切にずっと使っていく、より美しいものになる技法なのです。 壊れることを恐れず、壊れても修復した傷ですら美しいものになる、それは器だけのことではなく、 人間関係にも通じるのかもしれません。 私が最初にこの本をいいな、と思ったポイントは本の装丁でした。 まだ一人一人別の方向を見ている三人の登場人物たちが この本のテーマの一つである「金継ぎ」されている絵になっています。 表紙の絵とデザインが、本の内容をとてもよく表していると思いました。
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漆で繋がる物語。陸と美雨の交互の視点で進んでいく。最初はあまり関わりのなかった2つの世界戦が次第に繋がっていくところが面白かったです。
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大好きな1冊です。 みんな苦しんでいるんだなって思うと自分の悩みがちっぽけな気がして不安になりましたが皆が皆色んな規模の色んな種類の苦しみを抱えている、と思い直すことができました。
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