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差別研究の現代的展開 理論・規制・回復をめぐる社会学
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差別研究の現代的展開 理論・規制・回復をめぐる社会学

山本崇記(著者)

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差別研究の現代的展開 理論・規制・回復をめぐる社会学

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内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2022/10/03
JAN 9784535587779

差別研究の現代的展開

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2022/10/24

Kindleあり、同額。 内容紹介 社会学から、隣接領域(法学等)と国際的な対話を意識し、現代の差別のメカニズムを明らかにして、新たに議論を展開させる研究。 【目次】 はじめに 本書の見取り図――問題意識と構成  1.差別が蔓延する社会の中で  2.時代錯誤の社会学?  3....

Kindleあり、同額。 内容紹介 社会学から、隣接領域(法学等)と国際的な対話を意識し、現代の差別のメカニズムを明らかにして、新たに議論を展開させる研究。 【目次】 はじめに 本書の見取り図――問題意識と構成  1.差別が蔓延する社会の中で  2.時代錯誤の社会学?  3.差別論/研究の更新の方向性  4.本章の構成  5.謝辞 序 章 差別をめぐる論点――部落問題を通して  1.現代差別の地平――インターネット時代のヘイトスピーチとアウティング  2.差別の日常性と処方箋  3.部落差別の定義――差別の実体と関係  4.カテゴリーの歴史性と可塑性  5.「複合差別」論の位置  6.属地・属人の位置  7.コミュニティという方法――別様な共同性へ 第1部 理論的検討――メカニズム・社会運動・政策 第1章 差別概念の検討――差異のパラドクスを超えて  1.社会学における差別論の課題  2.人種差別と異質性嫌悪――メンミの差別論  3.差別の社会理論における課題  4.差別の社会理論のために  5.差別論に必要なこと――メカニズム/構造・運動・政策/制度 第2章 差別をめぐるディスコース史――社会学における課題を見据える  1.社会運動を論じない差別論の系譜  2.差別と社会運動――差別論の射程とは何であったか  3.差別を捉える視点の変容  4.差別論の現代化に向けて 第3章 複合差別に抗う別様な共同性――社会運動の再定位を通じて  1.反差別の共同性――経験史に降り立つ  2.1968言説の問題性――切断の思想  3.50年目の復刻――自主映画『東九条』が提起するもの  4.天よ、我に仕事を与えよ?  5.別様な共同性とは何か――〈総括〉から再帰的コミュニケーションを通じて 第4章 差別者と被差別者の関係性と対話史  1.「複合差別」と「当事者性」  2.差別/被差別関係の論争史(1)――部落問題を中心に  3.差別/被差別関係の論争史(2)――「戦後責任」論争を中心に  4.マジョリティとマイノリティの関係性 第5章 差別研究の比較社会学――各領域の特徴と課題  1.本章の課題――各領域から差別研究の課題を照射する  2.歴史学における検討  3.民俗学における検討  4.人類学における検討  5.心理学における検討――偏見と差別の心的メカニズム  6.哲学における検討――倫理と論理の中で・  7.社会学との対話――各領域との隣接関係について 第6章 ポスト・コロナにおける差別論――社会学的アプローチの更新へ  1.差別の平等な分配?  2.偏見と差別の違いから見えるもの  3.差別から差別主義へ  4.感染症差別の教訓  5.差別する「私」を剔抉する  6.差別論の更新に向けて 第2部 実践的検討――規制・予防・被害回復 第7章 差別の規制と法制度の対応――現代における部落差別事象を事例に  1.部落差別解消推進法の成立  2.部落差別解消を目的とした法制度の変遷  3.部落差別の特質  4.近年の部落差別事象と法的対応  5.部落差別に対する規制の新局面――地方自治体からの変化 第8章 差別解消とソーシャルワーク――隣保館の相談・啓発と支援・予防機能  1.隣保館の可能性  2.隣保館への視点  3.隣保館の位置づけ  4.同和問題化する隣保館――普遍性と特殊性  5.同和行政の中での位置づけの変化  6.隣保館設置運営要綱  7.厚生労働省における位置づけ  8.全国的な状況  9.地域的展開  10.差別解消とソーシャルワークに関する仕組み 第9章 差別被害と回復の方途――京都朝鮮第一初級学校襲撃事件を中心に  1.繰り返されるヘイトクライムと放置される被害  2.「日常」の回復不可能性――被害の実相  3.共生関係の破壊  4.マイノリティ集住地域の困難性  5.被害回復の困難――「乗り越える」ということの意味  6.ボランタリー・サポートの実践  7.10年目の傷跡――被害実態調査  8.被害回復と救済の方途――法制度の臨界と必要性 終 章 ポジショナリティと共同性――〈総括〉と再帰的コミュニケーションを通じて  1.「両側から超える」は時代遅れか  2.「運動の論理」とは何か――民族性と住民性  3.社会運動活性化の中での新たな架橋  4.カウンター以前と以後の集団性と共同性  5.朝鮮学校裁判支援の集団性  6.地域社会の保守性の内実との関係性  7.集団性と共同性の行方――「運動の論理」の実践化

Posted by ブクログ

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