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日本人が知らない世界の祝祭日事典
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日本人が知らない世界の祝祭日事典

斗鬼正一(著者)

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日本人が知らない世界の祝祭日事典

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 淡交社
発売年月日 2022/09/23
JAN 9784473045218

日本人が知らない世界の祝祭日事典

¥1,870

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2024/02/06

異文化に興味がある。その中で色の違いが出やすいのが祭りと食だと思うので、その中で祭を紹介してくれる本書を読んでみる。 「オルギニア儀礼( 集団的興奮状態を伴う祝祭礼儀)など祭をいくつかの分類にわけて説明してくれているので、イメージもわかりやすく、いくつもの行ってみたい祭りが見つ...

異文化に興味がある。その中で色の違いが出やすいのが祭りと食だと思うので、その中で祭を紹介してくれる本書を読んでみる。 「オルギニア儀礼( 集団的興奮状態を伴う祝祭礼儀)など祭をいくつかの分類にわけて説明してくれているので、イメージもわかりやすく、いくつもの行ってみたい祭りが見つかり楽しい。 ■行きたい ベネチアの仮面カーニバル スペイン ラ・トマティーナ トマト祭 ニュピ(インドネシア)世界唯一絶対静寂際 アイルランドにキリスト教を広めた聖人・聖パトリックの命日 3月17日、毎年原宿でもパレードが行われる ■水曜日のネコ ベルギーのイーペルという町で毎年5月に猫祭りがおこなわれる。 起源は14世紀ペストの流行で魔女のせいにされた。猫を飼っていると魔女の疑いがもたれるので、人々は無くなく飼い猫を塔の上から捨てた。このことを憂い、その後1年に1度「猫の水曜日」に厄除けとして猫を投げる行事が行われることとなった。人々はこのことを忘れないように、犠牲になった猫を悼み行われる。

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2023/01/04

ううーーん、あまり世界観に入り込めなかった。 ・ハレの日は月収3ヶ月分ものお金を費やし、羊を買ったりする。日々の倹約などで溜まった鬱憤を晴らす。 ・日本の祝日は世界で3番目に多い。これもバケーションの少ない国だから、時々祝日という休みでガス抜きをするのかも?でも、最近は祝日でも...

ううーーん、あまり世界観に入り込めなかった。 ・ハレの日は月収3ヶ月分ものお金を費やし、羊を買ったりする。日々の倹約などで溜まった鬱憤を晴らす。 ・日本の祝日は世界で3番目に多い。これもバケーションの少ない国だから、時々祝日という休みでガス抜きをするのかも?でも、最近は祝日でも年末年始でも営業しているお店が多くて、なかなか休めない。便利だけれど、資本主義のこの方向性であってるのかな。

Posted by ブクログ

2022/12/24

たまには時節に合った読み物を笑 文化人類学者の著者が、その名の通り日本人には馴染みの薄い世界の祝祭を列挙・解説している。 リオのカーニバルといった有名なお祭りも含まれているが、当日のスケジュールや祭りの期限はよく知られていない。それ故タイトルに「日本人が知らない」がプラスされて...

たまには時節に合った読み物を笑 文化人類学者の著者が、その名の通り日本人には馴染みの薄い世界の祝祭を列挙・解説している。 リオのカーニバルといった有名なお祭りも含まれているが、当日のスケジュールや祭りの期限はよく知られていない。それ故タイトルに「日本人が知らない」がプラスされていると思われる。 一生かかっても訪れきれない数の祝祭を見て(読んで)まわるだけで、幸福度が満たされた。やはり自分は「紀行」と名の付くものが大好きらしい。 今の時節と言えば、クリスマス。クリスマスと言えば、やっぱり食事!笑 日本が七面鳥ではなく鶏の丸焼きを好んで食するように、キリスト教圏でも国によって食べるものが違う。例えばサンタクロースの本拠地フィンランドでは豚ハム、ドイツでは何と鯉料理!調理当日まで、生きた鯉をバスタブで飼う徹底ぶりらしい。 紅白カラーがトレードマークのサンタ像も、元は1931年にコカ・コーラ社の広告キャラが着ていた衣装が由来なんだとか。そのイメージが逆輸入され、現在のサンタ像が定着してしまった。 「欧米のクリスマス」と一緒くたにするのは今後よした方が良いかも。 ガネーシャ・チャトゥルティー、略してガネーシャ祭。 ここの解説が、今まで読んだ中で一番シンプル且つ分かりやすかった!!色んなサイトや本を読んでもイマイチしっくり来なかったが、ここで運命の出会いを果たしたようだ。かのインドのお祭りは、自分にとって一生に一度は参加したいお祭りでもある。あの無秩序に身を投じたい!笑 富や知恵、学問の神様であるガネーシャの像を山車に乗せて寺院に運び、最終日には川や海に流す行事。山車の周りには黒山の人だかり、爆竹も総動員で相当賑やか。山車を水辺から流すと、一緒に厄も流してくれるという言い伝えは、日本の流し雛と共通しているんだとか。 自分がここまでガネーシャ祭に惹かれるのは、仏教生誕の国との因縁故なのだろうか。 祝祭を口実に、大きな買い物をしたり普段食べないようなご馳走で多額の出費をする。 文化人類学ではこの現象を「ハレの大消費」と呼ぶと、著者は述べている。人は非日常(=ハレ)に対して日常(=ケ)は一生懸命に働き、賃金は大切に扱わねばならない。しかしケを継続させたままでは、稼いだお金を自由に使うという欲望を解放できない。 羽目を外し、散財する日。それがハレの日の役割である。 特にお正月はそれらが顕著に出る。新しい1年を迎えたからめでたいのではなく、(ケではなかなか出来ない)どんちゃん騒ぎできる幸せがめでたいのかな。 あとがきで知ったが、日本は世界で第3位の祝日の多さを誇る。…にも拘らず年間有給消化率は伸び悩み、休日出勤までざらだ。 お正月に限らず、本書で紹介された世界の祝祭・祝日でもガス抜きは共通項である。著者が暗に言いたかったのは、「日本人が知らないガス抜きの仕方」なのかもしれない。 変な〆方になりましたが… 皆様、素敵なクリスマスをお過ごしください♪

Posted by ブクログ

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