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暴力のエスノグラフィー 産業化された屠殺と視界の政治
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暴力のエスノグラフィー 産業化された屠殺と視界の政治

ティモシー・パチラット(著者), 小坂恵理(訳者)

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暴力のエスノグラフィー 産業化された屠殺と視界の政治

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2022/09/29
JAN 9784750354477

暴力のエスノグラフィー

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2023/03/12

権力による暴力がどのように監視・隔離されて社会の中に存在しうるのか、ということを知りたくて読んだ。 そしたら冒頭いっぱつめから屠殺場の事細かな工程と見取り図が出てきて、出鼻を挫かれた。私は屠殺反対論者としてこの本を読むのではないんだ…。 だが、読み進めていくと、作業工程がどのよ...

権力による暴力がどのように監視・隔離されて社会の中に存在しうるのか、ということを知りたくて読んだ。 そしたら冒頭いっぱつめから屠殺場の事細かな工程と見取り図が出てきて、出鼻を挫かれた。私は屠殺反対論者としてこの本を読むのではないんだ…。 だが、読み進めていくと、作業工程がどのように分断されているのかがよくわかるし、それゆえ死への一撃を食らわせる担当者以外は屠殺に加担している意識がとても低くなってしまうメカニズムもよく描かれていて興味深かった。 フーコーをちゃんと読めば、この辺の論理をもっとクリアに理解できるのだろうなと思う。 今の私のレベルではざっくりレベルの理解。 そして、自分がこの本を読んでいる最中に焼肉を食べに行ってしまったことによって、私自身も屠殺に加担していることへの意識がどれだけ低いのかを逆に痛感させられ衝撃だった。 あの日の焼肉は一生忘れないと思う。

Posted by ブクログ

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