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私の財産告白 私の生活流儀人生計画の立て方 合本版
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私の財産告白 私の生活流儀人生計画の立て方 合本版

本多静六(著者)

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私の財産告白 私の生活流儀人生計画の立て方 合本版

3,080

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2022/09/20
JAN 9784408421223

私の財産告白 私の生活流儀人生計画の立て方 合本版

¥3,080

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2024/05/17

日本の財産家。生き方、考え方が素晴らしい。自分もこうありたいと思ってきた。目標になる。 逝く水の如く生きたいと私も中学生の頃思ったが、この著者も同じように考えていたことに感慨を覚える。水は荒海、大河、小川等様々な姿があるが方円の器に従うところが気に入ったらしい。かつ澄み、かつ濁...

日本の財産家。生き方、考え方が素晴らしい。自分もこうありたいと思ってきた。目標になる。 逝く水の如く生きたいと私も中学生の頃思ったが、この著者も同じように考えていたことに感慨を覚える。水は荒海、大河、小川等様々な姿があるが方円の器に従うところが気に入ったらしい。かつ澄み、かつ濁り、しかし自ら貫くべきものを貫いている。何事にも一切悲観せず、常住坐臥で過ごす。 給料の1/4を天引き貯金し、それがまとまった金額になれば然るべき所に投資する。貯金は雪だるまの芯と同じ。 貯金生活で一番障となるのは、虚栄心である。 何事にも時節を待つ。あせらず、怠らず、時の来るのを待つ。2割利食い、10割益半分手放し。 金を増やすだけで、減らさぬのを世間はやっかむかもしれぬが、自分は少しでも増やし、少しでも多くし、それをできるだけ効果的に使おうと苦心しているのであって、今にして金儲けが止められぬのもその志が大きいからである。 金儲けは理屈ではなくて実際である。計画でなくて努力である。予算でなくて結果である。となると、やはり根本的な心構えの問題となる。 失敗なきを誇るなかれ、必ず前途に危険あり。失敗を悲しむなかれ。失敗は成功の母なり。災いを転じて福となさば、必ず前途に堅実なる飛躍がある。 失敗の教訓を生かすか生かさないかは、実にその人の大いなる試金石であって、1度や2度の失敗ですっかり闘志を失ってしまって、何事にもすぐこれは大変だ。厄介なことだ。苦しい面倒だ。できそうもないなどと弱音を吐くようになってしまったら、もうおしまいである。 どんな小さな理想でもよろしい。それが一度実現すれば、それはその人の人生の現実となる。しかもその現実を土台として、第二のより高き理想が現れてくる。 世の中で1番ありふれて1番真剣なのが、金儲けの道である。それだけに不正でない方法、不正でない努力で金儲けに成功できる者は、どこか常人の及ばない偉さがあると、私は信じる。 人生は生ある限り、これ全て向上への過程でなくてはならない。もし老人の故を持って安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それはとりもなおさず人生の退歩を意味するものである。70歳で任務を務め果たしたように考えるのは僭越でもあり、軽率でもあり、人生への冒涜である。先哲先賢は、臨終の朝までいずれも道を極めることを怠らなかった。 年の功といえば、人生にとって、体験ほど尊いものはない。体験はすべての知識、学問、考察に勝る人生の収穫である。生きた知識、生きた学問、それがすなわち体験なのである。 人間は活動するところ、そこに必ず新しい希望が生まれてくる。希望こそは人生の生命であり、それを失わない間は人間も無駄には老いない。 いかなる最後を求めるか。生きられるだけは生き、日に新たなる努力を楽しみつつ、知らるる名に残り、伝わる精神に生きたいと念じている。

Posted by ブクログ

2023/02/19
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※このレビューにはネタバレを含みます

■読んだ背景、リンク 山口周の本で仕事の道楽化について言及あり 図書館 ■本のポイント ■私の財産告白 「四分の一貯金法」※臨時収入は全て 好景気時代には、勤倹貯蓄 不景気時代には、思い切った投資を 時期を逸せず巧みに繰り返す 二杯の天丼はうまく食えない。人生の幸福は、地位の高低ではなく、動きつつある方向次第である。 常に社会情勢を見守れ 職業の道楽化 ■人生設計の秘訣 人生即努力、努力即幸福 計画性のある日常生活 計画なくして自由なし。 人生計画は向上心の充足、つまり「努力の予定表」である 人生計画は、第一次、第二次と更新していく 家庭内で困ったらジャン憲法(ジャンケン)で、つまらぬ日常生活の邪気、慢気、争気を放棄する チャンスをつかむ用意(旅行先で珍しいもののサイズを測っていた) 老後の別居(隠居)は、2-3軒離れたところがよい 働きざかりのときこそ遺言状を常備しておくべき 福沢諭吉「若くして長上に交わり、年老いて若い人々に交われ」 逝く水の如くに 如水 ★老癖六歌撰 どうなる気短かになる愚痴になる 思いつくことみな古くなる 聞きたがる死にともながる淋しがる 出しゃばりたがる世話焼きたがる またしても同じ話に孫褒める 独りしゃべって人に言わせず 今を貶し昔を褒めて今朝のこと 昼は忘れてまた聞き直す 新しい科学まなばず古くさい 詩歌や古典をまた繰り返す 今の世に善き事あれど悪しき事 まず目につきて世の厭わるる ★老人自戒七訓 名利と齢とに超越して、日にあらた とし努力を楽しむ。 ただし、他人の名利と齢とはこれを尊重すること 二、他者、来訪者の言に傾聴して、問われざるは語らず。 三、自慢話、昔話、長談義はこれを慎み、同じことを繰り返さぬ。 四、若人の短所、欠点、失敗を叱らず、かえって同情的にその善後策を教える。 五、若人の意見、行動、計画を頭からけなさず、できるだけそれを生かし、助長す る。ただし、その欠点や危険に気づいた場合は、参考までにアッサリと注意する。 六、老人の創意、創作は、一度若人達の意見に徴し、その賛成を得た上で発表する。 しかも、その功は若人に譲り、責はみずから負うことにする。 七 、会議、会合にはまず若人に発言させ、老人みずからはその後に発言する。しか も、なるべく若人の言を生かし、補正すべきは補正、いわゆる錦上さらに花を添 える意味にしゃべること。 ■示唆、感想 70年前の本だが、現代も同じだなーと思うことが多数。 それだけ生活を送る上での課題は、今も昔も変わらないということか。 ならば、昔の人の知恵は今でも大概は役に立つはず ■発行時期 昭和25年

Posted by ブクログ