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通夜女 徳間文庫
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通夜女 徳間文庫

大山淳子(著者)

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通夜女 徳間文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2022/09/08
JAN 9784198947736

通夜女

¥792

商品レビュー

3.5

11件のお客様レビュー

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2024/07/19

失敗が怖いのは分かる。 そんな怖がりが、就活から逃げて、1年ちょっとも引き込もれるのか?自立に失敗しそうなのに、目を背けていられるのだろうか?考え方が甘すぎてムカつく。 そんなふうに感じたのは、前半。 後半に入り、小夜子の自己分析が進むにつれ、すこし共感できてしまったりして。 ...

失敗が怖いのは分かる。 そんな怖がりが、就活から逃げて、1年ちょっとも引き込もれるのか?自立に失敗しそうなのに、目を背けていられるのだろうか?考え方が甘すぎてムカつく。 そんなふうに感じたのは、前半。 後半に入り、小夜子の自己分析が進むにつれ、すこし共感できてしまったりして。 結局、人は、どうしても嫌なことを回避しようと足掻くんだな、と思った。 当然嫌なことは人それぞれ違うから、その選択を理解するのは難しい。

Posted by ブクログ

2023/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯は、 ------------------------- 前向きになれる通夜通いのススメ!? さよならから はじまる人生がある。 ------------------------- 就職活動に失敗し、 ひきこもりになった小夜子24歳。 ずっと下に見ていた弟の結婚。 中学受験に不合格だった友人のイギリス留学。 周囲と比較し、卑屈になる。 現実逃避したくなる。 思えば幼少期から、祖母に何かと言われ、 良い思い出もない。 そんな小夜子が偶然参加した他人の葬式。 読経とお香。 誰かの死に怒って、悲しんで、憔悴して。 他人とその周りの死を、傍観(同席)することで癒される小夜子。 自分を客観視できず、責任転嫁する。 傷つきたくないから自分から動きたくない。 ちょっと性格悪そうな小夜子なんですが、 気持ちはわかる。 通夜通いをやめられない小夜子の前にあらわれた老婆。 「通夜女」と出会う。 正直、お通夜に知らない人が紛れ込むって、 普通に考えると怖いし、不謹慎すぎて。 だけど、人の死を悼んで偲む空間というのは、 厳かで人間らしい場所なのかもと思いました。 葬儀社に関わる人達と、通夜女、友人、弟、両親、 登場人物全員が少しずつ苦しんでいたり、 その人たちなりの物語と背景があることに気づいて、 少しずつ視野を広げ、 取り戻して立ち直る小夜子の姿が良かったです。 24歳なんて自分のことで必死過ぎて良い。 視野が狭くても仕方ない。 両親への感謝とか、家族への無償の愛とか、 正直私が24歳だったときもわからなかったし。 だけど、通夜通いは多分私はしない。苦笑 「喪失を受け入れ、世界を再構築すること。」 小夜子が求めていたのは、逃避ではなく再生だったのかも。

Posted by ブクログ

2023/02/19

ストーリーとしては面白いのに、主人公の人と接する際の「いじめにあったとか?あなた、不登校?」と言った発言等で主人公の小夜子を好きにはなることなく読了。

Posted by ブクログ

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