商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2022/09/06 |
JAN | 9784299033703 |
- 書籍
- 文庫
がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎
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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
前作からかなり間が空いたので、前作の復習から必要でした(--;) 医療用語で難しい部分はありますが、その他はサクサク読めました!
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「がん消滅の罠」の続編。 日本がんセンター勤務の夏目と羽島、そして生命保険会社勤務の森川の3名が不可解な事件に挑むシリーズの2作目。 埼玉県内の医師連続殺人事件とがん団信を利用した保険金詐欺の2つの物語が並行して描かれる。 今回の軸はメラノーマと言うガンは人工的に移植できるか、と...
「がん消滅の罠」の続編。 日本がんセンター勤務の夏目と羽島、そして生命保険会社勤務の森川の3名が不可解な事件に挑むシリーズの2作目。 埼玉県内の医師連続殺人事件とがん団信を利用した保険金詐欺の2つの物語が並行して描かれる。 今回の軸はメラノーマと言うガンは人工的に移植できるか、と言うもの。 通常黒色のメラノーマだが、犯罪に使われているのは無色。発見が難しいと思われるのに、森川が勤める保険会社では無色のメラノーマのガンによる住宅ローンの詐欺と思われる事例が相次いでいた。 結局、森川の件は証拠不十分となってしまうが、もう一つの医師連続殺人事件は動機が複雑過ぎて、理解不能・・・ がんの「代替治療法」がいろいろ物議を交わしていることは理解しているが、犯罪に用いたトリックが難しいし、動機も共感には程遠く・・・ まだ続編が続きそうだが、これ以上難しいトリックはちょっとついていけないかもしれない。
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む、難しかった。今回も医療最前線の用語が前作に増して多くて、一度読んだだけでは理解できない部分も。 しかし、この人間模様、面白い。医師法で、医師は患者に害を与えてはならないとあるそうだが、消極的な行動や、巌医師のように、説明するも説得せずと言うのは、これに当たるのだろうか?そ...
む、難しかった。今回も医療最前線の用語が前作に増して多くて、一度読んだだけでは理解できない部分も。 しかし、この人間模様、面白い。医師法で、医師は患者に害を与えてはならないとあるそうだが、消極的な行動や、巌医師のように、説明するも説得せずと言うのは、これに当たるのだろうか?そして、自分の行動を選ぶ事ができる患者は、ネットで曖昧な知識を得ることが正しいのだろうか? コンピュータに診断の補助を受けるのが当たり前の世の中になっていくであろう昨今の事情を考えても、藁に縋り付く気持ちはわからないこともない。そんな患者を数多く診る夏目医師は、擦り切れてしまわないのだろうか? 次巻が楽しみ。ああでも、その前に前巻からきちんと読み返さないと。
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