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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ちいさいミシマ社/ミシマ社 |
| 発売年月日 | 2022/08/31 |
| JAN | 9784909394736 |
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たまたま目にした題名が気になって、しばらくの間読みたい本リストにあった一冊。やっと手にした。余白が多く、薄い、儚げな印象。 作者について何も知らなかったため、作者紹介から見ると、なんと数年前に53歳で亡くなられているではないか!京都大学の教授で、写真からいかにも優しく賢そうな方。法哲学が専門なんだそう。 読後、作者のことが好きになり、動画も見た。京大のイベントで、面白い議論をされていた。 一番心に残った章は、『謝らない人』だった。 人に謝罪を求める時、相手にその非を認めさせることともう一つ、大事な目的がともなっている。それは[相手を赦す]ということだ。 ◯しかし、私たちは、ついそのことを忘れてしまう。間違いを犯した人をやり込め、恥ずかしめ、懲らしめることに熱中していると、自分が相手とどんな関係に戻りたいのか、そのためには、相手からどんな協力を得る必要があるのか、ということに目が向かなくなる。 先日目にした、先生が、生徒をしつこく怒鳴り散らしている光景を思い出した。自分が過去に責められ続けたことも思い出した。確かに相手をやり込めるだけ、怒りを投げ散らかすだけの「赦す」ことを念頭に置いてない怒りは、相手との関係を破綻させてしまうなと納得した。気をつけたい。 『羨望と嫉妬』 面白い捉え方をされている章。 年配の人の服装には、その人の人生がどこでどんなふうに「止まった(止められた)」かが記録されているのだという。 ◯自分の思うままに、生きられる人などいないのだから、その人の皆には、当人の選択だけでなく、甘んじなければならなかった苦労や挫折、断念のあとがそれとなく…ときには無惨なほど克明に刻み込まれている。 自分の服装にも思い当たる節が多過ぎて、赤面してしまった。 素晴らしい表現が多数の『悪筆』より ◯おそらく、書を習う人は、無数に存在する、それぞれが強烈な個性を内部に畳み込んだ先達の文字に、自分の気息を沿わせていくことを目指しているのだ。自分の体を使って、未知の書字に親しむうち、他人の身ごなし、呼吸と心拍を新しい住処とし、その中で闊達に遊ぶような境涯が開けるのではないか。その先に、それでも残る自分の旧癖との和解のようなことがあるのか、尋ねてみたい気がする。 『黒めがね、マスクそして内心の自由』 ◯自分は何者で、いま何を感じ、考えているのか。「ほんとの自分」を知るための手がかりは、かなりの程度、相手の表情やしぐさの中にひそんでいるのだ。という。 だから、安全地帯にばかり引き篭もって自由があると思い込むことは、実は自分を知る機会を失ってしまっているんだと、反省した。 「能力」は本人のものか? 人が歩くのには、両足を動かすだけでは足りず、その下に固く安定した地面が必要なように、能力には、その周りの環境的な部分も関わってくる。 ◯能力は個体と「自助努力」を高唱する人ほど、人の能力がゲームのルールに依存していることを忘れがちだ。「自立」の条件が当人と社会の両方にまたがってあることを念頭にあたりを見回せば、ちょっと違った風景が見えてくるのではないだろうか。 人徳があり、賢い人の考えを、わかりやすく書いてくれている本は、学ぶことが多い。世の中か混沌としているせいか、今はこういう本を読みたい気分だ。面白かった。
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図書館で読んだが、購入しようと思った。 長くない本だけど、はっとする言葉が多い。 日常の中で忘れがちだけど、忘れちゃいけない、基本の大切なことを思い出させてくれる。 押し付けがましくない、優しい哲学的な本です。
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図書館で読んだ。 もっともっと時間をかけてしっかりと咀嚼したいので、購入して手元に置いておこうと思う。
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