商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2022/08/16 |
JAN | 9784562072026 |
- 書籍
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怖い家
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怖い家
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いろんな神話や物語からの考察。 怪異が出現、異界、生まれなおす家、呑み込む家、閉鎖空間として。 よくこんなに恐ろしい家があるなと思う。 浦島太郎に官能的な意味があったことや、 ギリシャ神話で復讐のために子どもを殺めて肉を食べさせるモチーフが初耳で、 驚愕。 日本神話やマハーバーラタの話は登場人物の名前に馴染みがなくて、 ちょっと読みにくかったな。 家を継続させる女、家を断絶させる女、 その両方の性質を持つ女。 興味深い。
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母体としての、家。屋敷。城。 有名な作品を例に挙げながら、御伽噺や神話における建物の在り方を紐解いて行く。あらゆる物語の中に登場する家や城、庭。それらが担う役割や意味を深読みして行けるのがとても興味深い。建物を子宮や母体と考えてストーリーを考察する、なかなか斬新な視点。 列挙...
母体としての、家。屋敷。城。 有名な作品を例に挙げながら、御伽噺や神話における建物の在り方を紐解いて行く。あらゆる物語の中に登場する家や城、庭。それらが担う役割や意味を深読みして行けるのがとても興味深い。建物を子宮や母体と考えてストーリーを考察する、なかなか斬新な視点。 列挙された作品に関してはネタバレに繋がる記述も幾つかあるので、そこだけは注意が必要。
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様々な小説、怪談、都市伝説、果ては神話までも網羅して語られる「家」にまつわる話。 前半部分こそ怖い話からの引用が多く、後半に至るに連れて神話などの「イエ(家系)」などに関する話に以降していく。中々に興味深い一冊だった。後半は難解でしたが……。
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