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あの本は読まれているか 創元推理文庫
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あの本は読まれているか 創元推理文庫

ラーラ・プレスコット(著者), 吉澤康子(訳者)

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あの本は読まれているか 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2022/08/12
JAN 9784488270070

あの本は読まれているか

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2024/03/31

スパイ小説かと思って手に取ったが、恋愛とスパイ小説だった 諜報活動のドキドキ感というのはないが、 歴史的な事実をフィクションを交えて知るということは意味がある本だと思う 著者も実際に情報解禁されたCIAの文書や当時の文献などを読んで小説の内容を膨らませたという解説があって面白...

スパイ小説かと思って手に取ったが、恋愛とスパイ小説だった 諜報活動のドキドキ感というのはないが、 歴史的な事実をフィクションを交えて知るということは意味がある本だと思う 著者も実際に情報解禁されたCIAの文書や当時の文献などを読んで小説の内容を膨らませたという解説があって面白かった

Posted by ブクログ

2023/12/26

冷戦下のアメリカで、ロシア本国では禁書となった「ドクトルジバゴ」を秘密裏にロシア国民に届け、弾圧されている現状を認識させよ、というスパイ活動を描いた作品。本によるスパイ活動、という部分に魅かれたはずが、読み終わって印象に残ったのはスパイ活動より作中の女性の立場の描かれ方。 東のロ...

冷戦下のアメリカで、ロシア本国では禁書となった「ドクトルジバゴ」を秘密裏にロシア国民に届け、弾圧されている現状を認識させよ、というスパイ活動を描いた作品。本によるスパイ活動、という部分に魅かれたはずが、読み終わって印象に残ったのはスパイ活動より作中の女性の立場の描かれ方。 東のロシアパートと西のアメリカパートが交互に描かれる構成なのですが、自由の国のはずの当時のアメリカで当然のように存在する女性と同性愛者への差別。本当にこの国は言うほど自由なのか?そんな描写がサブテーマのように感じました。

Posted by ブクログ

2023/09/15

感動した…!どんな不条理にも苦しみつつも強かに立ち向かっていく女性達の姿が心に響いた。解説にも書かれていたようにイレーナ、サリー、オルガだけじゃなくてそれ以外のその時代を生きた全ての人々(特に女性達)の物語だったんだと思った。まさか恋愛要素も入っているとは驚きで、苦しかったけれど...

感動した…!どんな不条理にも苦しみつつも強かに立ち向かっていく女性達の姿が心に響いた。解説にも書かれていたようにイレーナ、サリー、オルガだけじゃなくてそれ以外のその時代を生きた全ての人々(特に女性達)の物語だったんだと思った。まさか恋愛要素も入っているとは驚きで、苦しかったけれど、最後のエピローグが良かった。

Posted by ブクログ

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