商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2022/08/10 |
JAN | 9784591174111 |
- 書籍
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流れる星をつかまえに
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流れる星をつかまえに
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商品レビュー
3.4
17件のお客様レビュー
チアダンスチームを作って周りに冷ややかに言われようとも日々練習に励む主婦。 15才のときに在日韓国人だと告げられて、戸惑いながらも韓国の文化に触れていく女性。 母子家庭で映画館が唯一の居場所だと感じていた男子高生が、同級生たちと好きな映画を通じて芽生えた気持ち。 手術するこ...
チアダンスチームを作って周りに冷ややかに言われようとも日々練習に励む主婦。 15才のときに在日韓国人だと告げられて、戸惑いながらも韓国の文化に触れていく女性。 母子家庭で映画館が唯一の居場所だと感じていた男子高生が、同級生たちと好きな映画を通じて芽生えた気持ち。 手術することになり、子供を授かれなかったことや養子で迎えた高校生の息子のこと、お見舞いに来てくれたチア仲間と、自分が周囲にしてあげられること。 高校の卒業式でプロムをやりたいという女子高生たちの熱意に圧倒される教師。 自分が在日であることへの拒絶感と、青春を謳歌する女子高生たちを見て思うこと。 卒業式でアメリカ映画で観るようなプロムをやるために学校に働きかけた女子高生。 コロナというウイルスによってかなわなかった悔しさと、友達と先生と過ごした最後の高校生活の終わり。 自分の気持ちと周囲の反応への不安。 みんなつながっている登場人物たち。
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モヤモヤを抱えた人たちが日々葛藤しながらも、ほんの少し前進する、前向きになれる連作短編集。 舞台が名古屋で、実在する地名や名古屋弁が出てきたり。学生時代に名古屋に住んでいたのでより物語に入り込めた。 後半よりも前半のお話の方が、自分的には想像して噛み砕きやすかったかなぁ。
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柚木麻子さんの推薦文に惹かれて、吉川トリコさんの作品に初めて手を伸ばした。 前半は引き込まれてぐいぐい読み進めていたが、最終話のプロムに関する熱い気持ちがピンと来なくて、そこに至るまでの情熱の理由もあまり描かれておらず、結果としてオムニバスとしての面白さがかなり薄れてしまった。
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