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落花狼藉 双葉文庫
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落花狼藉 双葉文庫

朝井まかて(著者)

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落花狼藉 双葉文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2022/08/04
JAN 9784575525908

落花狼藉

¥836

商品レビュー

3.9

19件のお客様レビュー

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2025/01/05

吉原といえば、歌舞伎などで観る桜満開の中での花魁道中、豪華絢爛な世界が思い浮かぶ。 吉原は自然と傾城屋が集まって出来たと思っていたけれど、大見世「西田屋」の主・甚右衛門の並大抵ではない働きがあってのことで、甚右衛門を支える女将・花仍を主人公に、人間模様、恋模様を混えて吉原の成り立...

吉原といえば、歌舞伎などで観る桜満開の中での花魁道中、豪華絢爛な世界が思い浮かぶ。 吉原は自然と傾城屋が集まって出来たと思っていたけれど、大見世「西田屋」の主・甚右衛門の並大抵ではない働きがあってのことで、甚右衛門を支える女将・花仍を主人公に、人間模様、恋模様を混えて吉原の成り立ちが描かれている。江戸時代の吉原と形は変わっても今でも続く世界。時代は流れても、普遍的なものなのだなと感じながら読了しました。

Posted by ブクログ

2024/11/16

江戸の傾城屋が結集し御免色里の元吉原を造り、大火を経て新吉原に移るという吉原の生い立ちを、一人の女将の視点で描いた大河作品。 他の時代小説では流行の発信源としての華やかさや、男女の感情に迫る舞台として扱われる吉原を、ここまで風情をもって描写した作品を他に知りません。 流石は朝井さ...

江戸の傾城屋が結集し御免色里の元吉原を造り、大火を経て新吉原に移るという吉原の生い立ちを、一人の女将の視点で描いた大河作品。 他の時代小説では流行の発信源としての華やかさや、男女の感情に迫る舞台として扱われる吉原を、ここまで風情をもって描写した作品を他に知りません。 流石は朝井さんというべき素晴らしい一冊でした。

Posted by ブクログ

2024/03/14

江戸中に散っていた傾城の場をひとつに集めた「吉原」 大火事や幕府からの移転命令にもまけず しぶとく生き残ってゆく吉原の姿を ひとりの女将の目線で描いた作品 吉原って最初から浅草にあったわけじゃないんだ・・・

Posted by ブクログ