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アイダホ エクス・リブリス
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アイダホ エクス・リブリス

エミリー・ラスコヴィッチ(著者), 小竹由美子(訳者)

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アイダホ エクス・リブリス

3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2022/07/30
JAN 9784560090756

アイダホ

¥3,960

商品レビュー

3.5

6件のお客様レビュー

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2023/01/12

図書館の新着コーナーでなんとなく手に取った本。 バックカバーにある娘殺しや若年性認知症といったフレーズから緊迫感のあるサスペンス的な内容かと思ったどいい意味で期待を裏切られた。 限られた登場人物たちがそれぞれの視点でそれぞれの時代に生きる。その中心には語られらることのない出来事が...

図書館の新着コーナーでなんとなく手に取った本。 バックカバーにある娘殺しや若年性認知症といったフレーズから緊迫感のあるサスペンス的な内容かと思ったどいい意味で期待を裏切られた。 限られた登場人物たちがそれぞれの視点でそれぞれの時代に生きる。その中心には語られらることのない出来事があって、その出来事へのつながり方は登場人物それぞれで違うのだけど、少しづつのディテールを与えていく。しかし大団円のような結末はない。物語を通じて、詩的な、文章としての成立も時々危うくなるくらいに詩的な言葉で進行していく。その言葉に相応しい終末。著者の育ったアイダホの空気感がそのまま閉じ込められているようなとても文学らしい文学。

Posted by ブクログ

2022/12/23

女性の友情の物語。 愛する男を通して友情を深めていく、男はここでも無力だ。 母親が娘を殺したことになっているが、そこの描写ははっきりしていない。はっきりする必要はないのかもしれない、そこが主題ではないからだ。

Posted by ブクログ

2022/11/11

一貫して鬱々。笑い声ゼロ。前妻が自分の子供を殺害して服役している。その旦那は遺伝的アルツハイマーにて暴力。その父ちゃんは思い込みで隠し子と思っている家族に高額な小切手を渡している。皮肉ユーモアなく、ただただ陰々鬱々。「ベストセラー、数々の賞を受賞、アイダホの美しい風景」とか、どれ...

一貫して鬱々。笑い声ゼロ。前妻が自分の子供を殺害して服役している。その旦那は遺伝的アルツハイマーにて暴力。その父ちゃんは思い込みで隠し子と思っている家族に高額な小切手を渡している。皮肉ユーモアなく、ただただ陰々鬱々。「ベストセラー、数々の賞を受賞、アイダホの美しい風景」とか、どれもかんじとれなかったわあ。。。でもこれ、映画化するとなかなかいい作品になりそうな感じなんだよな。最近映画見てないけど、最近のアメリカ郊外ってかつてのヨーロッパ的な寒々とした自然の厳しさの中での虚しさみたいなのが表現されてる。

Posted by ブクログ

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