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犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争
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犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争

林志弦(著者), 澤田克己(訳者)

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犠牲者意識ナショナリズム 国境を超える「記憶」の戦争

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2022/07/22
JAN 9784492212523

犠牲者意識ナショナリズム

¥3,520

商品レビュー

4.8

7件のお客様レビュー

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2024/08/25
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戦争を語ることはむずかしい。ぼくは「反戦平和」を訴えたいが、ならばその結論あるいは前提を導くべく戦争のリアリティをつぶさに見つめる必要がある。歴史のダイナミズムの中で日本がどのように戦争に巻き込まれたか。あるいはどのように乗り出していったか。本書の試みはそうしたダイナミズムをグローバルな視点から、つまり国境を果敢にまたいだ視点から俯瞰する性格を持つ。だが、それだけにとどまらず各国が置かれていたローカルな歴史の特性を理解しようと深堀りする慎重さをも崩しておらず、したがって実に力の入った論述を読ませて唸らせる

Posted by ブクログ

2023/10/11

今年一番の考えさせられる本でした。記憶の戦争、犠牲者意識ナショナリズム。戦争の記憶がグローバル化されるなかで個人の原罪までも行き着く事が理想だけど…

Posted by ブクログ

2023/07/31

大変フラットな目線で、各国で発言した犠牲者意識ナショナリズムの形態を読み解く名著。 去年、昭和天皇と、ヒトラーとムッソリーニを並列したウクライナのTwitterが”炎上”しましたけれど、では枢軸国たる日本の、ヒトラー枠って誰なのか、誰が主体で戦争始めたのかが分からないのはなぜなの...

大変フラットな目線で、各国で発言した犠牲者意識ナショナリズムの形態を読み解く名著。 去年、昭和天皇と、ヒトラーとムッソリーニを並列したウクライナのTwitterが”炎上”しましたけれど、では枢軸国たる日本の、ヒトラー枠って誰なのか、誰が主体で戦争始めたのかが分からないのはなぜなのか。日本が二次大戦を始めた、というよりも、なんとなく戦争が始まって、原爆で悲惨に終わったような気がしてしまったように物語化してしまうのはなぜか…犠牲者意識ナショナリズムの補助線ですっきり見えてくる。

Posted by ブクログ

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