商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/07/15 |
| JAN | 9784065286005 |
- コミック
- 講談社
総員玉砕せよ!(新装完全版)(文庫版)
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総員玉砕せよ!(新装完全版)(文庫版)
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商品レビュー
4.3
40件のお客様レビュー
水木しげる記念館を訪れた際、この漫画のラスト付近のページが展示されているのを見て強く惹かれ、すぐに購入して読みました。 こんなにもリアルな戦争を描いた作品があるとは知らなかったので、本当に衝撃的でした。戦争といえば勝つことがすべてだと思っていましたが、まさか「玉砕」しなければな...
水木しげる記念館を訪れた際、この漫画のラスト付近のページが展示されているのを見て強く惹かれ、すぐに購入して読みました。 こんなにもリアルな戦争を描いた作品があるとは知らなかったので、本当に衝撃的でした。戦争といえば勝つことがすべてだと思っていましたが、まさか「玉砕」しなければならない状況に追い込まれるなんて…。 絶対に目を背けてはいけない現実だと痛感させられます。水木しげるさんならではの親しみやすい絵柄でとても読みやすかったので、時間を置いて何度も読み返したい一冊です。
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登場人物だけは漫画的表現で描かれているが、背景、敵の姿は写実的に描かれている。これはフィクションではなく現実に起きたことなんだと実感させられる。 最後のシーンの絵圧からわかる怒りが凄かった。 玉砕という文化は日本だけなのだろうか。 玉砕はモチベーション維持のための精神的作戦だ...
登場人物だけは漫画的表現で描かれているが、背景、敵の姿は写実的に描かれている。これはフィクションではなく現実に起きたことなんだと実感させられる。 最後のシーンの絵圧からわかる怒りが凄かった。 玉砕という文化は日本だけなのだろうか。 玉砕はモチベーション維持のための精神的作戦だったのだろうか。 決して肯定するべき行為ではないが、玉砕に通づる文化は日本に存在している気がする。
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水木しげる氏が経験した南の島での戦線。小隊、中隊、大隊、とそれぞれ隊長がいて、水木氏は一番下の兵隊。隊長が下す朝令暮改の命令。隊長は軍人で、己の名誉のことしか考えてないみたいだ。それに翻弄される下っ端の二等兵。前線はほんとうに理不尽な場所だったんだなあ、というのが伝わってくる。 ...
水木しげる氏が経験した南の島での戦線。小隊、中隊、大隊、とそれぞれ隊長がいて、水木氏は一番下の兵隊。隊長が下す朝令暮改の命令。隊長は軍人で、己の名誉のことしか考えてないみたいだ。それに翻弄される下っ端の二等兵。前線はほんとうに理不尽な場所だったんだなあ、というのが伝わってくる。 前に絵入り自伝みたいなのを読んだことがあり、そこでは現地の人と仲良くなり、婿にこないか、などと言われたことが印象に残っている。・・がここで描かれる前線は、戦闘が無い時はメシ炊き当番など、平穏な絵柄もあるが、一旦戦闘が始まれば、ものすごい生死の場面だ。 解説によれば90%は事実で、作中の部隊は二度玉砕するが、二度目の玉砕は無かった。でもあえてそれを描くことで「事実を超える真実」を描くことに成功した、とある。 足立倫行氏の解説で、水木氏の自宅に行くと、水木しげる氏と一緒にニューギニアのビデオを見るという「恐怖体験」がある、という。それは戦後、戦地パプア・ニューギニアの慰霊の旅で水木氏自身が撮ったビデオ数本を見るというもの。水木氏は解説しながら見ているがだんだん興奮してきて、当時と現在が混在してくるとあった。とにかくこのビデオ視聴という難行につきあうことによって、誰しも水木氏にとって、戦争体験がいかに重大か、という認識に至るのだ、といっている。 1973年8月に書き下ろし長編として刊行。当時は「聖ジョージ岬・哀歌 総員玉砕せよ!!」という題名だった。 1995年6月、講談社文庫で刊行。登場人物表、構想ノート、新解説を加え、更に装丁を変え新装完全版として刊行したもの。 2022.7.15第1刷 2024.2.19第7刷 図書館 2022.
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