商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/07/13 |
JAN | 9784309617411 |
- 書籍
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はじめて読む!海外文学ブックガイド
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4
19件のお客様レビュー
斉藤真理子さん目当てで買って子供向けだったことにビックリしたけどほんと色々種類あってすごい。「iレイチェル」「日刊イ・スラ」「ガイコツと探偵する方法」「おやすみの歌が消えて」は絶対読みたい
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中高生に向けて海外文学を翻訳家が紹介するという、もとは中2向けのラジオ講座「基礎英語2」にあった連載らしい。48冊中、12冊は英語圏以外の文学の翻訳。あくまで中高生向けに書かれており、児童文学的な本も含まれているが、別に大人が読んでも面白そう、という本もたくさんあった。まして英...
中高生に向けて海外文学を翻訳家が紹介するという、もとは中2向けのラジオ講座「基礎英語2」にあった連載らしい。48冊中、12冊は英語圏以外の文学の翻訳。あくまで中高生向けに書かれており、児童文学的な本も含まれているが、別に大人が読んでも面白そう、という本もたくさんあった。まして英語の勉強として原語で読むなら別に児童文学でもいいと思うし。 人から本を紹介されるのって本当面白いなあと最近思う。特にトルコ文学の『赤い髪の女』を雑誌「英語教育」で知ってから、自分だけでは開いていけない世界の扉を紹介される(←なんかあまりにも陳腐な比喩で、書いているおれ自身でどうかと思ったけど)、感じ。まして、おれはずっと小説をあんまり読まない人だったので、好きな人には知られた本でも、おれは知らなかったものも多い。ただ紹介されても、覚えてなければ手に取ることもないので、読もうと思った本をメモしておこう。 ジャック・ロンドンの『世界が若かったころ』の短編、「たき火」はそれこそ有名らしいけど、犬が主人公って面白いなあ。おれ動物好きなので。翻訳本だとヨシタケシンスケが絵を書いているので、見てみたい。『路上の陽光』というチベットの小説は、動物好きなら読んだら面白いかも。スティーヴ・ハミルトンの『解錠師』とかウィリアム・アイリッシュの『幻の女』もミステリー好きなので読みたい。『震える叫び』っていうのは「ホラー短編集」らしい。ホラー短編集って、エドガー・アランポーとかのこと?同じホラー短編集で、『南から来た男』の「湖」は、「最後に一瞬めまいがする」(p.177)作品らしく、こういう一瞬の驚きというかハッとさせられる感じって、ミステリーの醍醐味だと思う。ってこれがミステリーかどうかよく分からないけど。これは「世界が滅んでもいい」と思える作品らしいが、本当に世界が終わるネヴィル・シュートの『渚にて 人類最後の日』はSF小説。これとか英語で読んでみたいなあ。そして、ミステリーと言えば、スティーブン・キングはさすがにおれでもいくつか読んだことがあったが、その息子はジョー・ヒル、としてはじんめは「『親の七光』と言われるのを避けるため親子であることを伏せていました」(p.173)ということで、息子もミステリー作家らしい。次男のオーウェン・キングもプロ作家で、「ひとたび眠ると二度と目覚めなくなる、しかも女性しかかからない奇病によるパンデミックに襲われた世界を描いた幻想的な超大作」(p.173)『眠れる美女たち』が気になった。スペイン語で書かれた『言葉の守り人』って、やっぱり言葉を勉強している人なら読むべき本な気もした。訳の分からない小説、という意味ではサリンジャーの『ナイン・ストーリーズ』っていう短編集に挑戦してみたい。アラブ文学の『酸っぱいブドウ/はりねずみ』とかも、この本を読まなければ知り得ない作品だった。『ヒロシマ・ボーイ』というのは日系アメリカ人の平原直美さんという方が書いたらしい。「アメリカ発のミステリーシリーズ、でも舞台は広島」(p.136)というのに興味がある。うちの学校の中学の修学旅行は広島なので、課題図書的な感じでもいいかな?同じ戦争関連で言えばドイツ文学の『終戦日記一九四五』とかも読めそうかな。 ということで、ただのメモになってしまった。ちなみにこれは「14歳の世渡り術」というシリーズの本で、他にも旅とか、失敗入門、とか、なんか興味ありそうなテーマがいくつかあって、これも面白そう。と、ここまでまとめただけでも、結局時間がいくらあっても足りないよなあと思う。(24/03)
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中学生向けの海外文学ガイドだが、大人がみても面白い作品に出会える。また海外文学に絡めたお悩み相談コラムも必読。海外文学に興味がある方に。
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