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自民党の魔力 権力と執念のキメラ 朝日新書873
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自民党の魔力 権力と執念のキメラ 朝日新書873

蔵前勝久(著者)

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自民党の魔力 権力と執念のキメラ 朝日新書873

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2022/07/13
JAN 9784022951786

自民党の魔力

¥935

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2025/05/18

政治について興味があるためこの本を購入しました。自民党の活動、特に地方での活動内容が良く分かる良書だと思いました。私には民主党が政権を取った時点のエピソードが印象に残っています。 「特に09年の政権交代では、小沢氏のイメージが大きかったと言える。政権担当能力に疑問符がつく民主党...

政治について興味があるためこの本を購入しました。自民党の活動、特に地方での活動内容が良く分かる良書だと思いました。私には民主党が政権を取った時点のエピソードが印象に残っています。 「特に09年の政権交代では、小沢氏のイメージが大きかったと言える。政権担当能力に疑問符がつく民主党にあって、47歳の若さで自民党幹事長を務め、「自民党に残っていれば確実に首相になったのではないか」と思わせたカリスマ的な小沢氏の存在が「小沢氏がいるのならば、民主党でも政権は担えるだろう」という一定の安心感を与えた。」(47P) 政治に興味がある方にはお薦めします。

Posted by ブクログ

2025/01/25

「その土地で一番強いやつが自民党なんだ。」という蔵内勇夫の言葉から始まり、自民党籍を持つ地方議員はイデオロギーを理由に自民党に入るのではなく、地域のまとめ役が地域の課題を解決するために権力に近づき自民党に入るという構造を描く。福島伸享衆院議員は「面倒見の良い人は自民党支持者が多く...

「その土地で一番強いやつが自民党なんだ。」という蔵内勇夫の言葉から始まり、自民党籍を持つ地方議員はイデオロギーを理由に自民党に入るのではなく、地域のまとめ役が地域の課題を解決するために権力に近づき自民党に入るという構造を描く。福島伸享衆院議員は「面倒見の良い人は自民党支持者が多く、正論をぶつ面倒臭い人は野党支持者が多い。」と言い、小選挙区で当選するには地域のまとめ役である自民党支持者から支援を受ける必要性を説く。地元の自民党幹部に愛想を振りまく安住淳や徹底したドブ板を行う野間健など、風や労組頼みではなく保守陣営にまで食い込む活動をしてこそようやく小選挙区での勝利が見えてくる野党政治家の姿がまさに印象的だった。

Posted by ブクログ

2023/01/08

題名に「魔力」と偶々在るのは無関係だと思うが、紐解き始めて「憑かれた」かのように夢中になり、他の本に優先して読んでしまったという一冊となり、素早く読了に至った。 「好い」または「好くない」ということでもない。眼前に「在るモノ」に関する経過等をやや古い辺り迄遡りながら示し、「こうい...

題名に「魔力」と偶々在るのは無関係だと思うが、紐解き始めて「憑かれた」かのように夢中になり、他の本に優先して読んでしまったという一冊となり、素早く読了に至った。 「好い」または「好くない」ということでもない。眼前に「在るモノ」に関する経過等をやや古い辺り迄遡りながら示し、「こういうようなモノ?」と説くような、それも少しずつ角度を変えて豊富な話題を提供しながら考えるという筆致の一冊であると思う。 著者は全国紙の記者として活躍されている方である。20年余りの活動歴になるようで、政治に関することを主要な取材テーマとし、東京でも地方でも活動した経過が在るようだ。そうした御自身の活動を通じて積上げられたモノを柱に、または背景に、必要に応じて史料的な古い記事を引くようなこともしながら綴っている一冊で、なかなかに興味深かった。 1980年代末頃、所謂「1955年体制」というような政治状況が行き着く果てに在ったような感で在った中、色々な事件も在って「政治改革」というようなことが在り、1993年の細川政権による政権交代という出来事が在って、やがて衆議院議員選挙が小選挙区制となって行った。この国政に関する変化の他方に、地方での都道府県議会や市町村議会の議員選挙は旧来の形が遺った。そういう時代から四半世紀以上も経た中、「自民党?」と多様な角度で論じているのが本書だと思う。 大きく括るなら、昭和の事柄を回顧しながら平成から令和への“政治”の質的変化のようなことを論じている「30年史」ということになるであろう。が、各章を視ると「“政治家”達の肖像」というようなモノや関係証言を集めた感であり、それらを駆使して現況を説き、「で?如何なる?如何する?」を考える材料を提供してくれていると思う。細かく言えば、現在の自民党の中で重要な役職に在る人達の経歴のようなことを挙げている辺りが、少し興味深かった。「自民党一筋」ということでもない人達が大きな存在感を示しているのだ。加えて、変動した情勢の「非常に大きなキーパーソン」となった小沢一郎に関することは、著者が担当記者として苦心しながら活動した思い出も交えて、なかなかに面白い内容が在る。 本書に触れて、個人的には「“未完の革命”というようなモノが自潰し、時代の潮流で嘗てと相容れない状態が生じ、嘗てのままの中に在る人達が当惑している」というようなことが「30年史」なのではないかと思った。“未完の革命”というようなモノとは、国政選挙の大幅なルール変更の他方に地方選挙が従前のままであることや、政権交代が実現した時の様々な拙さが在って、何か「1955年体制」とも異質な硬直のようなモノが生じているかもしれないということだ。そして「時局の勢い」のようなモノの御蔭で、昔ながらの選挙運動と無関係に国政の場へ参入する議員達が登場し、地方の人達との間に溝のようなモノを認めざると得ないかもしれない一面も在る。 というようなことなのだが、「それでも“自民党”」というのが現状で、何か「明らかに性質の異なる細胞が合わさって異様な姿を見せる神話上の怪物=キメラ」という存在感を示している自民党が在るのかもしれないのだ。 2023年は、4月に地方選挙が在る。こういう時期であるから、この種の内容は「モノを考える材料」として非常に有益かもしれない。そういう意味で、併せて単純に興味深いので広く御薦めしたい。

Posted by ブクログ