商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 子どもの未来社 |
発売年月日 | 2022/07/07 |
JAN | 9784864122238 |
- 書籍
- 児童書
からだのきもち
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からだのきもち
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自分だけの境界を知って、その境界には誰も入らせないようにしよう。 という事から話は始まる。指を伸ばして腕が届く範囲が、「自分だけの範囲」。人によって多少差はあるかもしれないけど、子供向けなので分かりやすく体が届く範囲なのかなと。 その次に同意。相手の領域に入る場合は許可を求めて「同意」を得てからにしよう。沈黙は同意ではない。また、年上や大人から言われると断れない時もあるけど、それでも断っていい。また、一度、同意しても取り消してもいい。 尊重。 断わられた側は相手のきもちを「尊重」して、やめなくてはならない。 あかちゃんも同じで、身体で『嫌』を表現している時は触れてはいけない。 相手が自分を尊重してくれない時は『安全ネットワーク』の大人に言う。安心できる3~5人の大人をみつけて、そのうちの一人は家族ではない人を選ぶこと。 (この辺り、日本では難しそうなのでは……と思ってしまう。地域の繋がりも薄れているし、先生たちは忙しすぎて子供の話を聞く余裕はない。となると、家族以外の大人に安心感を持つのも難しい気が) 怒っても相手を叩いてはいけない……という事も書かれている。相手を叩く事は相手を尊重していないという事だから。話し合いでの解決が必要。 最後に『あなたは尊重されるべき、この世界でたった一人の人間』という事が書かれている。 『境界』『同意』『尊重』がよくわかる。 最後には大人向けに『子供にはこんな風に伝えてみよう』というメッセージもついている。でも、まずは『大人』が知る事。 ・境界は同意なく入ってはいけない。 ・相手を尊重することが大切。そして、あなたも尊重されるべき人間である。 日本では馴染みがないような気もしたけど、例えば映画館で真ん中の席に座るときに人の前を通るときに『すみません』と言いながら通るのも「相手の領域を通っている」から。 新幹線で背もたれを倒す時に後ろの人に一言声をかけるのも「相手の領域に入る可能性があるから」という感じで、『相手の境界』についてはある程度把握してる気がする。ただ、最近はその一言の声かけもなく倒す人もいるらしいけど。 基本的には相手の領域に入ってしまう時は、『一声かける』のだから、同意は取れてなくても『境界』については理解できている……ハズ。 境界は理解できても、同意や尊重になると怪しい気がするので、『大人が学んで』理解してほしい。 こちらも、絵本だけど大人に必要な絵本。
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