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受験英語をバージョンアップするずっと使える英語力への15のTips 一歩進める英語学習・研究ブックス
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受験英語をバージョンアップするずっと使える英語力への15のTips 一歩進める英語学習・研究ブックス

石原健志(著者)

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受験英語をバージョンアップするずっと使える英語力への15のTips 一歩進める英語学習・研究ブックス

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 開拓社
発売年月日 2022/07/11
JAN 9784758912211

受験英語をバージョンアップするずっと使える英語力への15のTips

¥1,980

商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2024/07/14

英語教育・言語学研究と実際の中等教育現場とをなんとか接続し、いわゆる受験英語へのステレオタイプをアップデートしながら、学校英語教育を真に価値あるものにしたいという著者の想いがひしひしと伝わってくる

Posted by ブクログ

2023/09/13

 私立中高の教員で生成文法を専攻していた著者による、受験英語の意義、学校文法の改善点、英語学との接点。第I部は文法とは、英語学習とは、という話。第II部は「入試英作文を通して学ぶ英語表現」で、受験生の間違いやすい表現を取り上げて正しい表現例を解説、第III部は現在の学習文法では解...

 私立中高の教員で生成文法を専攻していた著者による、受験英語の意義、学校文法の改善点、英語学との接点。第I部は文法とは、英語学習とは、という話。第II部は「入試英作文を通して学ぶ英語表現」で、受験生の間違いやすい表現を取り上げて正しい表現例を解説、第III部は現在の学習文法では解説が不十分なところを英語学でどう解説されているかを紹介、という構成。  本書の大きなところは中高生に英語を実際に教えている先生が、言語学との接点を語っているというところで、入試の英語が素材の大部分になっていることからも、教える必要性を説いている部分には納得できるところもある(と言っても優秀な進学校の先生、という意味では日本の大部分の高校生とは事情が違うのだけれど)。ただやっぱり個人的に一番面白いのは第II部の入試英作文、のところかな。竹岡先生の本の内容とも共通するような、受験英語の要点、盲点が解説されている部分が、直接指導に活かせそう、という意味では面白かった。  あとは断片的に気になったところのメモ。”I didn’t know you could play the guitar so beautifully.” (p.92)は、時制の一致だったら1回きりのこともcouldって使えるんじゃなかったっけ?って思った。run water into...で「水を注ぐ」(p.147)っていう意味があんのか、とか「server(切断する)という動詞は100万語につき9回の頻度ですが、動詞の定義は4つしかありません。」(pp.157-8)ってserverの動詞って調べても辞書にないなあ、とか思ったり。「受動態を作る際に、要素の移動という概念は想定されていません。」(p.198)とあるけど、今では批判される能動文と受動文の書き換え問題って、要素を移動させるものなんじゃないかな、とか思った。間接疑問文の縮約のことはスルーシングと言うらしく、「sluiceは『(材木などを)水路に流して送る』という意味なので、スルーシングで省略される語句の多さとsluiceのイメージが重なってこのような名前が付いたのかもしれません。」(p.166)ということらしい。We knew that something was terribly wrong, but had no idea what. とかWe need to know why.みたいな文の省略現象がスルーシング、と呼ばれるのを初めて知った。(23/09/13)

Posted by ブクログ

2022/11/22

受験英語というと、実際には使い物にならないというイメージがある。 しかし受験英語の世界も変化してきている。英語長文は、著者によると英語圏の人々が読んでいるものを題材にしている。 題材にしている英文は、2017年度の大学入試を見ると、早稲田大学は英国の週刊誌『Th...

受験英語というと、実際には使い物にならないというイメージがある。 しかし受験英語の世界も変化してきている。英語長文は、著者によると英語圏の人々が読んでいるものを題材にしている。 題材にしている英文は、2017年度の大学入試を見ると、早稲田大学は英国の週刊誌『The Economist』や『Sapiens』(Yuval Noah Harari 2015)(邦題『サピエンス全史』)から出題していた。 そして岐阜大学の医学部の問題では、MITの入学要項から出題していた。 受験英語で必要な語彙について、学習指導要領では中高で合わせて3000語と設定されている。 大学受験ではさらに必要となり、一般的に4000語から5000語程度、難関大学になると6000語から8000語程度、場合によっては10000語もの語彙力が必要になるそうだ。 とは言っても、洋書、新聞、雑誌、ニュースを見たり聞いたりするには、学習指導要領の範囲では話にならない。 語彙力はいくらあっても困らない。 入試英作文を通して学ぶ英語表現では、日本語から英語にする際に、どうしても日本語に引きずられる場合や、英語特有の表現につい学べる。 受験英語も活用次第では役に立つ。

Posted by ブクログ

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