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「アニメ評論家」宣言 増補改訂版 ちくま文庫
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「アニメ評論家」宣言 増補改訂版 ちくま文庫

藤津亮太(著者)

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「アニメ評論家」宣言 増補改訂版 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2022/07/01
JAN 9784480438201

「アニメ評論家」宣言 増補改訂版

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2022/08/09

557p! すごいボリューム! 単行本は2003年扶桑社。 藤津亮太さんは「アニメと戦争」を読んだが、むしろアトロクでなじみ深い人。 20年来の書き手なのだなあ。 富野、押井、庵野あたりの作品論がよかった。 また「WXIII PATLABOR THE MOVIE 3」論は、読めて...

557p! すごいボリューム! 単行本は2003年扶桑社。 藤津亮太さんは「アニメと戦争」を読んだが、むしろアトロクでなじみ深い人。 20年来の書き手なのだなあ。 富野、押井、庵野あたりの作品論がよかった。 また「WXIII PATLABOR THE MOVIE 3」論は、読めてよかった。 そして最後に位置する「アニメ評論は難しい」で示された、公平さ・倫理観の高さ。これは信頼できる。 @ 目次 ◆文庫版のためのまえがき ■Ⅰ 宮崎駿 風とともに歩む ・パラシュートの白い寂しさ 『ルパン三世 カリオストロの城』★  ・二度目のラストシーン 『ルパン三世』 ・途切れることのない気持ち ―― 宮崎アニメの時間★ ・それは、涙のように 『千と千尋の神隠し』 ■Ⅱ 高畑勲 1968年の革命 ・アニメーションで映画を作るということ 『太陽の王子ホルスの大冒険』★ ・現実と非現実を結ぶもの 『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』 ・大阪・アクション・生活アニメ 『じゃりン子チエ』 ・田園交響曲を響かせる 『セロ弾きのゴーシュ』 ■Ⅲ 富野由悠季 僕のコロニーは戦場だった ・アムロとシャア ―― 名付けることをめぐる九年の夢想 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』★ ・生き延びることができたとして 『機動戦士Zガンダム』『機動戦士Vガンダム』★ ・冒頭の五分間 『機動戦士ガンダムF91』 ・俺、十七歳になってしまった 『ブレンパワード』 ・∀の還るところ 『∀ガンダム』 ・『∀』が埋葬する 『∀ガンダム』 ・キングゲイナー・オーバー!を歌おう 『OVERMANキングゲイナー』 ■Ⅳ 出﨑統 時間を編む、思いを織る ・操作される時間★ ・ゴルゴ13を演出する 『ゴルゴ13』 ・月子という少女 『ブラック・ジャック』(OVA版) ■Ⅴ 押井守 His Master’s Eyes ・スクリーンプロセスの彼方へ 『紅い眼鏡』『ケルベロス―地獄の番犬』『トーキング・ヘッド』★ ・銃弾と視線 『アヴァロン』★ ・映画の夢、夢の映画 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』★ ・卵の中の空虚 『天使のたまご』★ ・世界と向き合う三つの手段 ―― 押井守のアニメーション 『GHOST IN THE SHELL/ 攻殻機動隊』★ ■Ⅵ 庵野秀明 アニメの「芸」と「術」 ・集中と拡散 『新世紀エヴァンゲリオン』★ ・人形の生 『新世紀エヴァンゲリオン』★ ・回り続けるカメラ 『ラブ&ポップ』 ■Ⅶ 今敏 理知的な迷宮 ・未麻の部屋から見えるもの 『パーフェクトブルー』から『パプリカ』へ★ ・立花源也という「観客」 『千年女優』 ・「赤ちゃん」と「クリスマス」 『東京ゴッドファーザーズ』 ・僕は元旦に天使を見る 『東京ゴッドファーザーズ』 ■Ⅷ アニメ再襲撃 ・アニメーション監督はいつ〝作家〞になったのか ・「冒険」と「ロマン」の時代 『宇宙戦艦ヤマト』 ・歴史と記憶と 『オネアミスの翼 王立宇宙軍』 ・「接吻と銃撃」(キス・キス・バン・バン)の迷信 『人狼』 ・反復される理想郷/おしまいの「呪文」 『ラブひな』 ・二〇四六年夏へのモノローグ 『ほしのこえ』 ・映画を観るということ 『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』★ ・絵コンテの完成/ハードボイルドのように 『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』 ・過去と未来の「幸福論」 『マインド・ゲーム』 ■Ⅸ アニメを・語る・言葉 ・言葉とアニメーションと二人の監督 ・アニメ評論は難しい★ ◆あとがき ◆『「アニメ評論家」宣言』、それから ◆初出一覧と雑感

Posted by ブクログ

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