商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2022/06/21 |
JAN | 9784576220963 |
- 書籍
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氷住灯子教授と僕とYの世界
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氷住灯子教授と僕とYの世界
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
表紙イラストがポップで、表紙や章タイトルの文字やノンブルの位置もなかなか攻めている感じで好印象。文字が小さすぎず読みやすい。内容はライトでサラッと読める。続きがありそうな終わり方で、シリーズ化されたら続きを読んでみたい。
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不思議なものが昔から見える直希は大学生。 田舎から上京し、都内での一人暮らしを始める。 バイトをしなければと見つけた求人が、 大学の校内にあるY研究室だった。 そこで出会った氷住教授と出会い、怪奇現象にまつわる話が展開されていく。 一つ一つの話はそこで完結するが、 登場人物は横...
不思議なものが昔から見える直希は大学生。 田舎から上京し、都内での一人暮らしを始める。 バイトをしなければと見つけた求人が、 大学の校内にあるY研究室だった。 そこで出会った氷住教授と出会い、怪奇現象にまつわる話が展開されていく。 一つ一つの話はそこで完結するが、 登場人物は横に広く繋がり、 読み進める度に直希の世界は広がっていく。 孤独に慣れ、不器用な直希が少しずつ変化していく様は、 雛鳥が羽ばたく練習をしているようで微笑ましい。 郁士という友達も出来、先の成長が楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
子供の頃から見えない物が見えていた茂鳥直希。田舎から東京の大学へ進学し、学生課でアルバイトを探していたら『Y研究室 雑用係募集』とあり、怪しく思いながらもその指定された研究室へと向かう。そこは超常現象を研究する所だった… 幼少期のトラウマから、見える事を隠してきた直希にとって、氷住は頼れるべき人なんでしょうが、飄々とした性格で何とも掴みどころのない人ですが、度々振り回されてしまうけれど、師弟コンビとしては申し分ない気がしました。 お気に入りは「顔を奪われた女」。 自分が叶えられなかった夢を娘に託し、それをさり気なく誘導する姿が恐ろしかったです。顔が奪われて自我がなくなる程の強い怨念が恐ろしい。母だけかと思っていたけど、もう一人の強い怨念があったのは驚きでした。 そして、子供の頃の恩人がやはり氷住だったのも納得でした。
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