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あんの信じるもの お勝手のあん ハルキ文庫時代小説文庫
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あんの信じるもの お勝手のあん ハルキ文庫時代小説文庫

柴田よしき(著者)

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あんの信じるもの お勝手のあん ハルキ文庫時代小説文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2022/06/14
JAN 9784758444927

あんの信じるもの

¥770

商品レビュー

4

22件のお客様レビュー

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2024/07/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この巻だけがなかなか図書館で見つからず、随分間が空いてしまいました。 颶風で大きな被害を受けた「紅屋」が建て替えを行っている間、やすは江戸で煮売屋を手伝っていたが、ようやく「紅屋」が再開ということで、品川に戻ってきたところからこの巻は始まる。 これと言って大きな事件が起こるわけではないが、新しくお勝手の雑用を行う小僧としてとめ吉が紅屋にやって来た。 口数は多くないが、真面目で教えられたことはきちんとやり遂げる真面目な留吉が、ある日味噌を買いに出かけたまま帰らなかった。 親元から離れて奉公に来たばかりの、数えで10歳のとめ吉は、川のほとりの草むらで体中味噌を塗りたくられて発見された。 心に大きな傷を負っただろうと思うが、とめ吉はやすに何も語らない。 「紅屋」に恨みを持つ者の仕業と思われるが、心当たりはない。 いったい誰がこんな酷いことをとめ吉にしたのか、というのがいちばん大きな事件かな。 あとは、お小夜さんのつわりがおさまって、またおやすによる料理指南が復活し、お千代は無事男の子を出産し、おあつさまのお付きだった菊野は遠州で団子屋をやることにし、人の出入りはあったけれどもおいとは元気に江戸で煮売屋を切り盛りしているという、近況報告。 今巻は箸休めの巻なのかな?

Posted by ブクログ

2024/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あちらもこちらも、ご生誕おめでとうございます! あと、おいとさんがやっぱり素敵。とめちゃんも可愛いねぇ。 最近仕事でもやもやしてたから、こんな純粋な気持ちで好きなことを仕事にして打ち込めるって素敵だなぁととても思いました。 早く赤ちゃんに会いに行きたいので続編読みます。

Posted by ブクログ

2024/06/01

こちらも半年前に読みかけてる。 でも、たぶん最後まで読んでない。味噌事件は覚えてるけど一冊通してのオチは微妙に覚えてるような、覚えてないような…。 こちらも史実に絡めたフィクションなので面白い。 天文方の山路さんって誰やっけ… あの、暦作った人? 何やっけ、誰か有名な作家さん...

こちらも半年前に読みかけてる。 でも、たぶん最後まで読んでない。味噌事件は覚えてるけど一冊通してのオチは微妙に覚えてるような、覚えてないような…。 こちらも史実に絡めたフィクションなので面白い。 天文方の山路さんって誰やっけ… あの、暦作った人? 何やっけ、誰か有名な作家さんが書いて、岡田くんか誰かが主演して映画になった話… 何やっけ。笑 あのタイトル(覚えてませんけど)も、読んでみたいけどああいうのは乱読やったらあかんやろと 「いつか落ち着いたら読みたい本リスト」 に、ずっと入ってる。笑 髙田郁氏の本でもそうやけど、江戸時代末期の生活は昭和とほんま大差ない。 お醤油やお酢を自由に使えることに対して 「この時代に生まれてよかった」 と、あんちゃんがいうたときはちょっとドキッとしたわ わたしらと似たようなことを言うてる… 長く続いたせいで当たり前になっている暮らしは本当に「当たり前」なのか もっと違う、便利で改革的な世の中になってもいいんじゃないか、と、問いかけるのはどきりとする そういう時代だと教科書で知っているけれど、実際に生きている人たちもそんなふうに考えるのか、と、思うときゅうにリアリティが増すのよね。フィクションやけど。笑 ほんま、(このシリーズは)朝ドラになればいいのに…、と、ずっと思ってるけど、今の朝ドラがそんなふうな 「大昔でもないけど一昔では足りない時代の、庶民の暮らし(は、今と大差ないところもあるで)」 と、感じさせてくれる内容ぽいので、みんな求めるところは同じなのかもしれへんね。 この調子であんちゃんが出会ういろんな歴史的人物を、具体的に誰がどうとは特定しないまま、物語は終わっていくのか…。 そうよね。話のメインはそこではない。 自分の人生は自分で選べるのだということにみんなが気づいて、世の中が動いていく話(を、庶民目線で綴る)ことやもんね。 もうすこし話に展開があってほしい! と、思うけど、それは次かな。 いよいよ政さんがいなくなったら、あんちゃんは(紅屋で)独立するんかな。 紅屋の旦那さんも、あんた何者やねんというか、どっかのお武家さんと繋がりでもあんのか、ちゅうぐらいの大物感が滲み出てるけど、いやいや、作中でも書かれてるけど、もう末端(?)のお武家さんよりでかい商家のほうがよほど羽振りもええ(時代や)もんな みおつくしを読んだので、 女性の料理人もアリやろ、と、思ってるけど、それは江戸やからアリな話やったんかな 品川やとまた話が違うかな 終盤はややだれつつ読んだけど、おもしろかった こちらもすぐに続きをリクエストしよう。ていうか、完結してる…?

Posted by ブクログ

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