商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
| 発売年月日 | 2022/06/14 |
| JAN | 9784909394712 |
- 書籍
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中学生から知りたいウクライナのこと
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中学生から知りたいウクライナのこと
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商品レビュー
4.1
41件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
わかりやすかった。地政学的な見方では主語が大きくなって、大国の目線でしか物事を見られない。ウクライナの人々の立場、まなざされる側の視点を持つことが大事、というところに、戦争の対義語としての文学あるいは学問を感じた。プーチンがしていることは、アメリカがイラクに、日本が朝鮮や満州に、イスラエルがパレスチナにしてきたことと同じであって、プーチンだけをクレイジーな悪の権化として批判することは本質を見失う。この戦争を起こしているのは一個人ではなくて大国の論理であって、構造なんだと思う。 京大有志で出した声明は、プーチンという言葉さえも使わず、ウクライナの人々の日常を奪った戦争を非難していて、衒わずに人間の素朴な連帯を示していると思う。
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啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50288412 他校地の本の取り寄せも可能です
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本書のパレスチナ版は読んだけど、そういえばウクライナのも出ていたんだった。ミシマ社の本を読んだこともあり、このタイミングで。やはりこのくらいの難易度・解像度が自分には丁度よい。そもそもかの国についての知識において、自分が中学生に勝る根拠なんか何もなくて、となると必然、同年齢層向け...
本書のパレスチナ版は読んだけど、そういえばウクライナのも出ていたんだった。ミシマ社の本を読んだこともあり、このタイミングで。やはりこのくらいの難易度・解像度が自分には丁度よい。そもそもかの国についての知識において、自分が中学生に勝る根拠なんか何もなくて、となると必然、同年齢層向けに書かれた書は、自分にも打ってつけってこと。目に見えた国境線が無く、歴史的にはかなり流動的。それに伴い、当然のごと文化も言語も歴史も宗教も多様。そのあたりが理解を複雑にしてるわな。すなわち分かり易くまとめることが困難ってことであり、ファストな世の中には馴染まない案件とも言える訳だ。理解したことに出来ないのがもどかしいところではあるけど、繰り返し少しずつ知見を深めていくよりないわな。
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