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ひげの殿下日記 The Diary of the Bearded
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ひげの殿下日記 The Diary of the Bearded

寛仁親王(著者), 彬子女王(監修)

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ひげの殿下日記 The Diary of the Bearded

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/06/01
JAN 9784093888592

ひげの殿下日記

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2024/10/23

寛仁親王が会長を務めていた柏朋会の会報誌に書かれたエッセイをまとめたもの。1980年から2011年までの長期間に渡るので、その時々で寛仁親王の心境の変化が窺える。 80年代の寛仁親王は、まだ30代中盤から40代前半である。文章も内容も若々しく、スキーやゴルフの話題が多い。80年...

寛仁親王が会長を務めていた柏朋会の会報誌に書かれたエッセイをまとめたもの。1980年から2011年までの長期間に渡るので、その時々で寛仁親王の心境の変化が窺える。 80年代の寛仁親王は、まだ30代中盤から40代前半である。文章も内容も若々しく、スキーやゴルフの話題が多い。80年代の日本というのは好景気であり、レジャーも盛んであった。寛仁親王の文章からも浮かれたような雰囲気が感じ取られる。 翻って90年代に入ると、どこか暗さを帯びた硬い文章になる。これは加齢によるものもあるだろうが、日本そのものが暗かった時代だからでもあろう。細々とした説教くさいところも見受けられる。 そのあとの2000年代。寛仁親王の晩年は癌やアルコール依存症、そして声も失う。しかし、文章自体は明るさを取り戻している。その明るさの由来が書かれているわけではないが、いろいろと慮ることはできる。

Posted by ブクログ

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