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孤蝶の城
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孤蝶の城

桜木紫乃(著者)

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孤蝶の城

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2022/05/18
JAN 9784103277262

孤蝶の城

¥2,090

商品レビュー

4

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2025/07/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

桜木紫乃が描くカーニバル真子ことカルーセル麻紀のお話第二弾 モロッコでの手術が命がけであったこと。 若いフランス人との結婚や離婚、その時々の恋人や家族や友人との関係など、事実とフィクションが入り混じっているのだろうが、本人の顔や過去のテレビでみた姿が目に浮かぶように楽しめた 現実の人間がモデルの小説はなんともすんなりとひきこまれる

Posted by ブクログ

2024/09/07

カルーセル麻紀さんを題材にした作品。 モロッコで「最後の仕上げ」手術を行ったところから話が進んでいく。 男でも女でもない、「自分」になる。 そして、自分だけの城を手に入れる。 主人公真子の強さ、弱さ、どれだけ人気が出ても、体の中には冷え冷えとした芯が残っている。 桜木さんの作品独...

カルーセル麻紀さんを題材にした作品。 モロッコで「最後の仕上げ」手術を行ったところから話が進んでいく。 男でも女でもない、「自分」になる。 そして、自分だけの城を手に入れる。 主人公真子の強さ、弱さ、どれだけ人気が出ても、体の中には冷え冷えとした芯が残っている。 桜木さんの作品独特の薄ら寒さが、そこにも、ここにも顔を出す。 生い立ちからの『緋の河』を先に読むべきだった。

Posted by ブクログ

2024/03/02

『緋の河』の続編。カーニバル真子がモロッコで受けた女性の身体を手に入れる最後の仕上げの手術は生命を落としていてもおかしくないほどの経過の悪さ。高熱と壮絶な痛みの描写にこちらまで痛みが伝染してくるようでした。 どこまでがカルーセル麻紀さんの実話と同じなのかはわからないけれど、対談...

『緋の河』の続編。カーニバル真子がモロッコで受けた女性の身体を手に入れる最後の仕上げの手術は生命を落としていてもおかしくないほどの経過の悪さ。高熱と壮絶な痛みの描写にこちらまで痛みが伝染してくるようでした。 どこまでがカルーセル麻紀さんの実話と同じなのかはわからないけれど、対談相手は美輪明宏さん?同じ事務所の演歌歌手は藤圭子さんかな?轟みたいなマネージャーから坊っちゃんマネージャーに交代して良かったけど、芸能界で生き残る為にずっと話題を提供し続けるのは限界がありますよ。 大麻の事件も小説の通りなら罠だったのでしょうか?目立てば足を引っ張る人もいて、そんな芸能界で生き抜くのは並大抵の事ではありませんね。どんな時もいつも助けてくれる姉章子さんの存在が真子にとってはとても大きいですね。

Posted by ブクログ