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我々は、みな孤独である ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2022/05/13 |
JAN | 9784758444835 |
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我々は、みな孤独である
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我々は、みな孤独である
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商品レビュー
3.2
38件のお客様レビュー
貴志さんの小説は、様々なテーマがあり毎回ワクワクさせられる。同時にあらゆる観点と切り口から「人間を人間たらしめるものとは何か」を問いかけられているような気がする。 今回は入口が【前世】で、貴志さんの新しいアプローチにやはりワクワクさせられた。 蓋を開けると前世に加えて、記憶・意識...
貴志さんの小説は、様々なテーマがあり毎回ワクワクさせられる。同時にあらゆる観点と切り口から「人間を人間たらしめるものとは何か」を問いかけられているような気がする。 今回は入口が【前世】で、貴志さんの新しいアプローチにやはりワクワクさせられた。 蓋を開けると前世に加えて、記憶・意識・個と全、そういった切り口で問いかけられている。 私はこの類のテーマが好きなのでなおさら惹き込まれたし、ラストは自然と涙が溢れた。まるで自分も記憶や意識を共に辿ったかのようなちょっとした追体験のような。 今回の着地はきっと賛否別れるんだろうと思う。 でもそれこそが私たちを私たちたらしめている証ともいえるのでは?
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7年ぶりの長編小説なのだが、投げっぱなし感が残る。 探偵小説を読んでいたら、いつの間にか宇宙の真理になっていた。 「誰が自分を殺したのかを調べてほしい」 月々の家賃にも困っている探偵事務所の茶畑に、そんな依頼が持ち込まれた。 相手は一代でのし上がった巨大自動車メーカー...
7年ぶりの長編小説なのだが、投げっぱなし感が残る。 探偵小説を読んでいたら、いつの間にか宇宙の真理になっていた。 「誰が自分を殺したのかを調べてほしい」 月々の家賃にも困っている探偵事務所の茶畑に、そんな依頼が持ち込まれた。 相手は一代でのし上がった巨大自動車メーカーの社長。 金払いはいい。 しかし、前世の記憶が蘇り、過去に自分は誰かに殺されたのだという。 江戸時代頃の事件を調べているうち、茶畑自身も知りえない記憶が蘇る。 並行して、従業員の金の持ち逃げから、旧知のヤクザからも目を付けられることになり、さらに麻薬カルテルからも狙われる。 そして、2011年3月11日、最愛の人を飲み込んだ海に、彼女がどうして向かっていったのか。 謎が乱立しながらもノンストップで物語は進む。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ハードボイルド・ミステリ・SF・ホラーのジャンルてんこ盛りが楽しく嫌いではなかった。ただ、後半はどうも魂の仕掛けが優先してしまって足元の出来事に綺麗にオチがつかなかった印象。ストーリー半ばで加茂禮子が結構決定的なヒントを出すので、そこで察しがついた読者は特にそうなんじゃないかな。
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