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氷の致死量
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氷の致死量

櫛木理宇(著者)

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氷の致死量

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2022/05/10
JAN 9784152101327

氷の致死量

¥2,090

商品レビュー

3.7

52件のお客様レビュー

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2025/11/29

マイノリティであるが故に主人公や他登場人物達が偏った思考だなと感じた。しかし、この「偏った」という印象も相対評価であって、それが正しいか否かは誰にも判定できない。 他人から見たら一見完璧で聖母のような存在とする主人公だが、内には支配と教育を履き違えた母への恐怖から来る言動の制限、...

マイノリティであるが故に主人公や他登場人物達が偏った思考だなと感じた。しかし、この「偏った」という印象も相対評価であって、それが正しいか否かは誰にも判定できない。 他人から見たら一見完璧で聖母のような存在とする主人公だが、内には支配と教育を履き違えた母への恐怖から来る言動の制限、アセクシャルであることへの葛藤や苦悩があり、「人は見かけで判断してはいけない」という親しみやすい題材であった。 最後に、櫛木作品の事件描写がかなり私好みであることはマイノリティかもしれない。

Posted by ブクログ

2025/10/21

『氷の致死量』って題名がまず良かったです。 『氷』の意味に想いを馳せちゃいます。 やっぱり、ちょっと、グロめでしたが…。 文章はドライな幹事なのでさらさら読めます。 視点が変わると別の事実が見えてきますね。 最後はどんでん返しがありつつ、スカッとする場面もあるので意外にも読後感...

『氷の致死量』って題名がまず良かったです。 『氷』の意味に想いを馳せちゃいます。 やっぱり、ちょっと、グロめでしたが…。 文章はドライな幹事なのでさらさら読めます。 視点が変わると別の事実が見えてきますね。 最後はどんでん返しがありつつ、スカッとする場面もあるので意外にも読後感は良かったです。

Posted by ブクログ

2025/10/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

予想できない展開が面白かった 読み始めはグロい殺人鬼の話だと思ったけど、 登場人物の心理が丁寧に書いてあるから 変な話、殺人鬼にすら共感できる部分があった 育ってきた環境や母親の存在が すごく大切なんだなぁと 最近、いろんな場面でよく思う 美寿々の娘の樹里が、同じことを 繰り返さず、摂食障害になってまで 身を守ろうとしたこと すごいなぁと思った アセクシャルについては あまり知らなかったけど いろんな人がいていいと私は思う でもそれを知らず結婚した旦那は 確かにかなり可哀想やったかもなぁ 十和子に愛して欲しかったんやろなぁ 十和子がICEから、なんてニックネームに 変えたのか気になる〜

Posted by ブクログ