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学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か 岩波新書1925
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2022/04/22 |
| JAN | 9784004319252 |
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学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か
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学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
自分とは遠い話と思いあまり勉強していません。本書最終盤にある宇野重規先生の「社会から孤立してしまった学問ほど弱いものはない」(P169)。「社会によって学術研究が支えられている以上、社会に貢献すべきであることは当然だ」。「すべての人が『学問って面白い。自分も研究をしてみたい』と思...
自分とは遠い話と思いあまり勉強していません。本書最終盤にある宇野重規先生の「社会から孤立してしまった学問ほど弱いものはない」(P169)。「社会によって学術研究が支えられている以上、社会に貢献すべきであることは当然だ」。「すべての人が『学問って面白い。自分も研究をしてみたい』と思える社会、そういう社会に向けて努力することが結果的に、社会の発展につながる」(P173)に尽きると思いました。
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学術会議問題について、学術会議側からの意見。率直な当時の感想としては、政府の発表が中身がなさすぎるのと、また他方批判側の論点もあまりに日本的リベラルすぎて、薄い内容が引き延ばされただけの情報が続き、何が何やらというのが正直な印象でした。 ふとこの本を手に取る機会があり読んでみたの...
学術会議問題について、学術会議側からの意見。率直な当時の感想としては、政府の発表が中身がなさすぎるのと、また他方批判側の論点もあまりに日本的リベラルすぎて、薄い内容が引き延ばされただけの情報が続き、何が何やらというのが正直な印象でした。 ふとこの本を手に取る機会があり読んでみたのですが、全く状況は変わりませんでした。 中で繰り返し主張されていたように違法なら、行政訴訟をすればいいのではないかという素朴な疑問もありましたが、政府が説明しなすぎるのは肯定されないとも確かに思いました(それっぽい理由ぐらい考えればいいのに、と)。個人的にはメディア露出する活動的な人文系のアカデミアは政治活動に傾倒しすぎていると思っており、利権の闘いという想像をしてしまいました。 個人的には金銭的な流れについて権威(政府、アカデミア、メディアなど)をもっとオープンにしてほしいと改めて思います。 また、学術会議の説明のところで、戦争に加担したアカデミアの反省から、技術の軍事利用に反対するために、みたいな説明は、個人発信できる世の中に結論ありきの専門バラバラの問題が起こるまでほとんど知らなかった組織が経費を投じられる価値があるのか、個人的には疑問に思いました。 各所で権威を使いすぎて権威なき権威が溢れる昨今、信頼を渇望して決断主義に陥っている人が多くいるようにSNSを見ていると思います。 人文がメディアにおける自然科学の記事の監修をすべきだ、みたいな主張を見た時は笑ってしまった。
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2020年10月 菅政権で日本学術会議会員への任命拒否案件が起こったが、対象となった6名がこの重大問題を論じている.加藤陽子の議論は問題を掘り下げてよく考察している従来の流れだったが、芦名定道の議論は聖書をベースにしたもので意外性があった.理解できない部分も多かったが、このような...
2020年10月 菅政権で日本学術会議会員への任命拒否案件が起こったが、対象となった6名がこの重大問題を論じている.加藤陽子の議論は問題を掘り下げてよく考察している従来の流れだったが、芦名定道の議論は聖書をベースにしたもので意外性があった.理解できない部分も多かったが、このような議論ができる人がいたことを誇りに思う.宇野重規の対話方式は取っつき易い形を取りながら、重要な視点を与えてくれる素晴らしい構成だと感じた.政府がこの問題に明快な回答をするとは思えないが、この六名の陣容だったら対話自体が無理でかみ合わない結果になると思う.
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