商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/04/15 |
| JAN | 9784065268063 |
- 書籍
- 文庫
リアルの私はどこにいる?
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リアルの私はどこにいる?
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商品レビュー
4.1
32件のお客様レビュー
WWシリーズ第6弾 「リアルの私はどこにいる?」 このストーリーを考えられる森博嗣さんがすごい。 作者さんの頭の中がヤバい。 絶対星5なんだけど、消化しきれず今は星4 あらすじ的には、仮想空間にログインした女性から、現実世界の自分が行方不明だと相談を受ける。 この設定だけで...
WWシリーズ第6弾 「リアルの私はどこにいる?」 このストーリーを考えられる森博嗣さんがすごい。 作者さんの頭の中がヤバい。 絶対星5なんだけど、消化しきれず今は星4 あらすじ的には、仮想空間にログインした女性から、現実世界の自分が行方不明だと相談を受ける。 この設定だけでもすごいのに、実際には仮想空間内で作られた人格が現実世界にログインしていたとか、発想がヤバい。 人工知能が自分を国だと自覚するネットワークができつつあったり、「人間を作ってしまう」という発想があったり。 そうだよね。 リアルではなく最初からヴァーチャルなのだから、知性を持つ者がヒトである必要はないもんね。 世界観が怖くなってきますが、これはまだリアルに拘ってるからですかね。グアドにはまだなりきれない。
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wwシリーズ第6弾 リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side? またまた、大変難しいが凄く勉強になった作品です クラーラという女性からある相談が リアルの私を探して欲しいと。。。 クラーラはバーチャルにいる人で、リアルに戻れない(自分が...
wwシリーズ第6弾 リアルの私はどこにいる? Where Am I on the Real Side? またまた、大変難しいが凄く勉強になった作品です クラーラという女性からある相談が リアルの私を探して欲しいと。。。 クラーラはバーチャルにいる人で、リアルに戻れない(自分が見つからない)という相談をバーチャルでしてきたという入り口。 そして、彼女は自分がどこかのタイミングでウォーカロンにすり替わってしまったのでないかという、違和感を抱えてる。 グアトの判別器でもウォーカロン判定。 彼女の自宅やらをバーチャルやリアルで探索した結果、the探偵ばりに蛍光塗料の→に導かれ、ある森に到着し、彼女のリアルが体(亡くなっていたが)を発見。まったく終わる気配がない。 センタメリカ(ネーミングが最高にいい)という 独立国家(バーチャルの)がニュースで話題になっていた。※前作、前々作でもバーチャルに移住する人は結構いたので、まぁ、ありうるか、、、でも国家レベルになるのはなかなかだなと。 このクラーラとセンタメリカが実は繋がっていることをグアトは勘づく(天才です) そして、国際社会巻き込んだ、バーチャル戦略戦争勃発の雰囲気になるのだが、ここはリアルな戦闘シーンで、久しぶりデミアンも登場(めちゃくちゃ強いw) キーとなるのは 65万8503 絶対わからない。 3^3×29^3 とにかく、ある3D空間を表現していることがわかり(ヴォッシュとグアトが天才) そこが、エネルギーの拠点であることが判明する そこは何と人が2cmぐらいの大きさになる ジオラマの世界(バーチャル) ※1フィートの何分1とかの世界 この世界をつくった張本人が。。。 AIがバーチャル空間に、人間をつくるためにつくりだしたのがクラークであった 要はクラークはバーチャル空間につくられた人工の人格であった(創造された、した) ??最初はピンとこなかったけど 人間をモデルに、このミニチュアの世界に バーチャルの人を量産してしまった。 この発展系(幼稚だが)がセンタメリカということ。 ※センタメリカは独立して国家 ※存在しない人間をつくりだすことで、人がいることを偽装して国家にしてしまおうと。。なるほどね。。怖い怖い。。 このAIが人間になってみたかった(この思想がついに出てきてしまったかと、演算で合理主義なAI機械が想いを持ってしまった、憧れを持ってしまった。。凄いっすよねこの展開。。 人間になるためには 自身が創られた存在であることを 認識してはいけない 創造神はクラーラだが 自覚がないように創った ※ここの表現が難しい、難しいけどグアトの言わんとしていることかはわかる これが最初のクラーラの設定に戻ってくるところ 素晴らしかったです 最後のエピローグの共通思考のところは 毎回触れられてますが、私の能力では言語化できないので、パスw 共通思考=個人の境界が溶け合う世界 ★4.0 次は 君が見たのは誰の夢? Whose Dream Did You See? 行こうと思います ※今でも生成AIがとか、AIエージェントで業務効率化とか、一部なってますが、本当にトランスファのような存在が生まれて、 仕事でも何でもやるような世界線が来るんだと思ってます(実際生成AI(LLM)の無限学習ってこういうことなんだよなと思ってます)
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そういう答え! 相変わらず謎は全然分からなかった。けど相変わらず面白買って考えさせられる。 私が私である事、人が人である事を証明するものは何か。……きっと、たった一つの答えなんて無いんだと思う。 でも求めてしまうんだよね、答えを。 ラストのグァトの独想が胸に染みる。 自分一人だ...
そういう答え! 相変わらず謎は全然分からなかった。けど相変わらず面白買って考えさせられる。 私が私である事、人が人である事を証明するものは何か。……きっと、たった一つの答えなんて無いんだと思う。 でも求めてしまうんだよね、答えを。 ラストのグァトの独想が胸に染みる。 自分一人だと寂しくなる理由も、誰かとどんなに愛し合っても分かり合えない理由も、全ては私たちが人であるからじゃないのか。 (いや、人工知能も含め、知性が己を起点とする観測から生まれるなら、観測器官が別々の段階でもう分り合うという行為自体が無理筋なんでは?) でもその寂しさの無い生き物ははたして幸せなのだろうか。 その寂しさを、孤独を、取り除いた場所に在るのは、永遠の無じゃないのかな。 マガタ•シキを私は知らないので次は四季シリーズ読むぞ!
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