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こどもと大人のためのミュージアム思考
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こどもと大人のためのミュージアム思考

伊藤達矢(著者), 河野佑美(著者), 鈴木智香子(著者), 渡邊祐子(著者), 稲庭彩和子(編著)

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こどもと大人のためのミュージアム思考

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 左右社
発売年月日 2022/04/13
JAN 9784865280791

こどもと大人のためのミュージアム思考

¥1,980

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2024/05/21

福岡アジア美術館の7階カフェで シンプルな表紙だけど親しみやすい雰囲気と ミュージアム思考とはなに?と疑問に思い手に取った一冊 上田で開催されているワークショップの具体例が豊富に紹介され、 ミュージアムという本物に向き合うことができる場所で、人と作品との間に生まれる体験を深掘り...

福岡アジア美術館の7階カフェで シンプルな表紙だけど親しみやすい雰囲気と ミュージアム思考とはなに?と疑問に思い手に取った一冊 上田で開催されているワークショップの具体例が豊富に紹介され、 ミュージアムという本物に向き合うことができる場所で、人と作品との間に生まれる体験を深掘りした内容。 本の中で、人は学ぶために 心身ともに学ぶ準備ができていることが重要であると紹介されていましたが 本書はミュージアムにいく気持ちの昂りや、ワクワクする準備をサポートしてくれると感じました 私には3歳の息子がいるので、 子どものためにと読み始めたのが最初でしたが気づけば自分も夢中に読み勧めミュージアムの面白さや作品との向き合い方の多様さを学ぶことができました これは購入して手元に置いておきたい一冊だと感じたため、星5です! この本を企画された方のお話を伺ってみたい…!

Posted by ブクログ

2023/12/10

ミュージアム体験   非日常的な「つながり」=何かに気づき、関心を向け共鳴する 「あいうえの」プロジェクト 「とびラー」(アートコミュニケーター)子供に伴奏 学び手  納得解 =絶対の解がない課題の合意案 つながり「文化縁」  日本は教育より外側の学びの場(ミュージアム)が少な...

ミュージアム体験   非日常的な「つながり」=何かに気づき、関心を向け共鳴する 「あいうえの」プロジェクト 「とびラー」(アートコミュニケーター)子供に伴奏 学び手  納得解 =絶対の解がない課題の合意案 つながり「文化縁」  日本は教育より外側の学びの場(ミュージアム)が少ない 市民の共通財産  テンプルからフォーラムへ モノを見る シェアする 学ぶ  OBL  VTS    クリティカルシンキング ①観察 ②把握 ③解釈 ④発見・比較 ⑤再構築・言語化  普通がいい病  記号化できない世界 (山口 周) 批判的的な学び ≠エンタメ  質量のないものは忘れていく  未来での価値 (落合 陽一) 5つのミュージアム思考  視覚的思考 モノを見ながら考える 直観と経験や知識を合わせる  身体的思考 身体感覚で思考    本物に出会う お互いの存在  供在的思考 他者を理解し想像   考えの多様さ 自分の意識の言語化  超越的思考 日常を超えて     時間と空間が重層的 生きる営みが共鳴  持続的思考 時間をかけて問う   価値観の多様化 探究的で持続的な思考力

Posted by ブクログ

2023/02/13

神奈川県立図書館のゼミにて、本書の共著者である伊藤達矢さんのお話を聞く機会があった。そこで、氏のモノの捉え方や考え方の鮮やかさに魅了された。それは、ただ黙々と勉強を積み上げてきた人の持つ思考の鮮やかさや明晰さとは異なる。そうではなくて、芸術という大きな枠の中で思考し、育んできたも...

神奈川県立図書館のゼミにて、本書の共著者である伊藤達矢さんのお話を聞く機会があった。そこで、氏のモノの捉え方や考え方の鮮やかさに魅了された。それは、ただ黙々と勉強を積み上げてきた人の持つ思考の鮮やかさや明晰さとは異なる。そうではなくて、芸術という大きな枠の中で思考し、育んできたものなのではないかと考えた。そこで本書を手に取った。 本書では、5つの「ミュージアム思考」が紹介される。 「①視覚的思考…モノをみながら考える。全体性を捉え、比較や分類し思考を深める。 ②身体的思考…身体感覚を総動員して考える。質量のあるモノを、見るだけでなく身体感覚を開いて思考する。 ③共在的思考…他者の感情や経験を理解し想像する。モノを見ながら対話し、他者と共に世界を再発見する。 ④超越的思考…日常的な時空を超えて深層の時間に接し、新たな発見や普遍的な価値へのつながりを見出す。 ⑤持続的思考…答えがひとつではない問いに対し、すぐに結論を求めず、時間をかけて問いを持ち続ける。 (『こどもと大人のためのミュージアム思考』 p181より引用)」 特に一番最初に挙げられている「①視覚的思考」は、ミュージアム思考の根幹を成す考え方だ。 「視る」から始める思考。一目見て全体性をつかんだ上で、観察し、思考し、分類する。直線的な思考にはならず、頭の中にはたくさんの情報が飛び交う。その情報をいかに読み解くかが、この思考におけるキーポイントだ。 私たちが普段慣れている知識から始める思考、検索から始める思考とは全く性質を異にするものだ。知識を入れずにまず視ることから始めてみる。意識して取り入れてみたい考え方だ。 また、この節では英語のことわざ "A picture is worth a thousand words(ひとつの絵は千の言葉の価値がある)"が紹介されていた。視ることがいかに多くのものを観賞者に与えてくれるか、納得感のある言葉だと思った。 冒頭で書いた伊藤さんの思考を形づくる秘訣のようなものを、少し本書から得られたようだった。 また、積極的にミュージアムへ行き観賞体験を重ねることで、ミュージアム思考的なものの見方を自分の中に育んでみたいと考えさせられた。

Posted by ブクログ

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