商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2022/04/06 |
JAN | 9784167918552 |
- 書籍
- 文庫
楽園の真下
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楽園の真下
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商品レビュー
4
26件のお客様レビュー
面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。 ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には...
面白かった‼️荻原浩も多種多様な作品を描きますが、個人的には荻原浩の作品で3本の指に入るお話でした。この手のサイエンス・サスペンスは篠田節子の作品が凄く面白いのですが、それに匹敵する面白さでした。 ハリガネムシがカマキリを操ると言うのは割と知られた事なので、それを知っている人には先が読める部分も有るのですが、このハリガネムシに着目して壮大なサスペンスにしたのは天晴れで、現実に起こってもおかしくない理論がありました。 少しB級映画的な大袈裟感は否みませんでしたが、面白くて一気読みでした。 万事落着と思いきや、、、の終わり方もそれは良し!
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2024-03-03 ネタ自体は少々知識があれば読む前から割れているようなものだが、エグい描写と絞り込んだ視点、広げすぎない物語が功を奏してなかなかに恐ろしい。命の営み、という言葉の奥深さと容赦のなさ。最後はそっち来るかという感じ。 そうだ、これエイリアンに似てるんだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まだ途中なんだけど、これは面白い。 カマキリとハリガネムシ、この両軸が進むのいい。 不気味。自殺者のくだりはもう心霊ホラーになってるよ。 主人公が高揚してくのも良くて、ファーストアタックから一気に進まない。まだ冷静なところも高得点 科学考証ちゃんとしてるハードSFだ。 そうか、B級じゃない。 ハリガネムシがまずは巨大化して、カマキリも寿命が伸びて洗脳していく。理屈がある。本気であり得ると思わせるディティールが本当に素晴らしい。 熊本の時にあった、ただ吠えて食らいつくっていうワンパターンではなく。ゴキブリを家で見つけてしまった時の恐怖にクライマックスは落とし込む。 首が動き、ジーッと動かないという恐怖。脳内再生される。そこに鎌や触覚というのがまた… アレラストは主人公が死んでいるのか、幻覚なのか。 カマドウマの件は夢みたいな感じで。ロストワールド的で面白い。 研究者がいるの本当にすごい。
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