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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2022/03/30 |
JAN | 9784065266588 |
- 書籍
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アルツ村
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アルツ村
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商品レビュー
3.9
61件のお客様レビュー
妄想部分がどこまでなのか、最後にはわからなくなる。 認知症は薬で進行をゆるやかするしか今は治療の方法がない。それでも、さまざまな悩ましい症状が治まるわけではない。この物語の中に出てくるように、介護者は日々振り回されている。アルツ村のように自然の中で、介助をしてもらい、できることを...
妄想部分がどこまでなのか、最後にはわからなくなる。 認知症は薬で進行をゆるやかするしか今は治療の方法がない。それでも、さまざまな悩ましい症状が治まるわけではない。この物語の中に出てくるように、介護者は日々振り回されている。アルツ村のように自然の中で、介助をしてもらい、できることを楽しみながら暮らせたら、本人にも介護者にも穏やかな余生となると思う。そうならない状況からこの物語が生まれたのだろうし、また治療法が遅々として進まないことにも納得する。 今まで考えたこともなかったけれど、息を引き取ったあとをどうするか?お墓の是非だけじゃなかった。
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DV夫から娘と一緒に逃げた明日香がたどり着いたアルツ村、認知症患者しか住むことを許可されないはずなのに何故か村にとどまる資格があると言う医師、勝手に子供を連れて行かれたと思い明日香はジャーナリストの佐々野とセンターへ乗り込み、そこで自分が病気だということを知る。 実はレビー小体型...
DV夫から娘と一緒に逃げた明日香がたどり着いたアルツ村、認知症患者しか住むことを許可されないはずなのに何故か村にとどまる資格があると言う医師、勝手に子供を連れて行かれたと思い明日香はジャーナリストの佐々野とセンターへ乗り込み、そこで自分が病気だということを知る。 実はレビー小体型認知症だった明日香は、娘のリサが事故で亡くなったことを覚えてなくてもう存在しないはずのリサの幻視と幻聴の症状があった。 夫からのDVも実際は無かった、みたいな内容。 不治の病、認知症をいつか治すことができるよう研究することは未来のために必要だと思う。だけど 家族の承認を取らずに認知症の患者を病理解剖して、その脳を研究利用することは反対。 許可もらってから解剖してくれ〜 2025.01.18
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- ネタバレ
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脳の勝手な摘出は絶対にダメだけど、こういう場所があるというのは、絶対的悪ではないのかなと思いました。アルツハイマーの患者さんからしても、介護する側からしても…。すごく考えさせられました。そしてこの本を読んで、今まで知らなかった日本の実態が良く分かりました。 他の方も書いていてとても共感しましたが、最初から辛い描写が多く、、、そして拭えない違和感! 最初読むのに苦労しましたが、途中から一気にのめり込みました!! 最後まで読んでよかったです。違和感の正体が分かりました。この本は再読するとまた違ったものが見えるかもしれません。
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