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赤毛のアン
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赤毛のアン

L.M.モンゴメリ(著者), 村岡花子(訳者)

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赤毛のアン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/03/24
JAN 9784065213193

赤毛のアン

¥2,090

商品レビュー

4.9

8件のお客様レビュー

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2025/01/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

※読了から感想までラグあり 名作とは知っていたものの読んだことがなかったので、初めて読んでみた。 周りの情景の表現がとにかく綺麗。眩いばかりに輝くグリーン・ゲイブルズが眼前に広がって見えるようだ。美しい言葉を全身で浴びているようで読んでいて心地いい。外国語で書かれた作品をこんな美しい日本語に翻訳する翻訳家の仕事ぶりや情熱にただただ感服した。 ただ、アンがまーーーーよく喋ること(笑)おしゃべりなキャラクターなのは分かるが、それにしたってよく喋る。2ページぐらい丸ごと台詞が続く位しゃべるしゃべる。話が長すぎる(笑) でもそんな話の長さが気にならなくなるくらい、アンは愛嬌があって聡明。どうすればこんな聡い子になれるんだ…。羨ましい。ちょっと憧れる。 恥ずかしながら、赤毛のアンには続編があると知らずに読んだので、マシュウおじさんが亡くなるタイミングには驚いた。結構分厚い本だと思っていたが、この一冊はアンの豊かな人生のほんの序盤にすぎなかった。続きも読んでみたいし、いつか原文も読んでみたい。

Posted by ブクログ

2025/01/01

新潮文庫の赤毛のアンシリーズを母が持っていて小さい頃から家にあったのに、字が小さすぎるのとフォントが昭和っぽい明朝体のためになかなか読みきれず、悔しい思いをしていたところ、この可愛い新装版を見て今度こそ読んでみようと手に取った本作。 村岡花子さんのお孫さん姉妹が翻訳を編集されたこ...

新潮文庫の赤毛のアンシリーズを母が持っていて小さい頃から家にあったのに、字が小さすぎるのとフォントが昭和っぽい明朝体のためになかなか読みきれず、悔しい思いをしていたところ、この可愛い新装版を見て今度こそ読んでみようと手に取った本作。 村岡花子さんのお孫さん姉妹が翻訳を編集されたこともあり、とても読みやすかったです。 アンの豊かな感性とグリン・ゲイブルスの美しい自然描写が、噂に聞いて想像していたよりも見事で、それだけで心が満たされた気になりました。 話の緩急ももちろん面白く、せっかく実家に続きがあるので今度こそ新潮文庫の村岡花子さん完訳に挑戦してみます。

Posted by ブクログ

2024/12/30

男の子と間違われてグリーン・ゲイブルズに引き取られたアン・シャーリー。その奔放な性格や空想に、周囲の人は魅入られていく。 名著「赤毛のアン」 を初めて読みました。 中村佐喜子さん訳です。 とにかくアンの空想や、アヴォンリーの季節の風景の描写が素晴らしくてとても素敵な読書体験でし...

男の子と間違われてグリーン・ゲイブルズに引き取られたアン・シャーリー。その奔放な性格や空想に、周囲の人は魅入られていく。 名著「赤毛のアン」 を初めて読みました。 中村佐喜子さん訳です。 とにかくアンの空想や、アヴォンリーの季節の風景の描写が素晴らしくてとても素敵な読書体験でした。名著といわれるのなるほどという感じです。アンのまっすぐな性格や豊かな空想力は、大人になったら沁みてきますね。しかし今だとADHDとかに分類されてしまうのでしょうか。ギルバートとのツンデレな恋もよかったです。 昔見ていたアニメの場面がごく断片的に記憶に残っていて、それがつながっていくのも面白い体験でした。アニメもまた見返してみたらどんな感想を持てるのだろう。

Posted by ブクログ