商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2022/03/18 |
JAN | 9784103544517 |
- 書籍
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刑事弁護人
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刑事弁護人
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商品レビュー
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弁護士の持月凛子と西大輔が殺人の容疑で逮捕された警察官の垂水涼香を弁護する物語で504ページの分厚い本だったが、一気に読破できた.殺されたのはホスト・加納怜治で涼香の証言では彼の自宅でナイフで襲われ近くにあった酒の瓶で怜治の頭を殴った由.凛子と大輔が証拠集めに奔走する中で、大輔は...
弁護士の持月凛子と西大輔が殺人の容疑で逮捕された警察官の垂水涼香を弁護する物語で504ページの分厚い本だったが、一気に読破できた.殺されたのはホスト・加納怜治で涼香の証言では彼の自宅でナイフで襲われ近くにあった酒の瓶で怜治の頭を殴った由.凛子と大輔が証拠集めに奔走する中で、大輔は涼香の証言に疑問を感じた.大輔は元警察官で学生時代に司法試験をパスした秀才で現在は弁護士.涼香は息子の響を亡くしており、それを悔いていた.怜治の前科を調べるうちにその捜査に涼香が加わっていたこと、その過程で涼香が有力な証拠を発見したことなど、大輔の琴線に触れる事象から調査を継続する中で新たな証拠を発見する.裁判の最終段階でその証拠を提出し、裁判所での弁護側、検察側の白熱した討論がハイライトだ.捜査する側の日向清一郎と大輔は元同僚であり、立場の違いを超えた人間関係が素晴らしいと感じた.無罪判決後の加納の母親の行動を大輔が冷静に判断し、凛子に宿題を出した終わり方は何ともかっこいい!
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読みごたえかあった!なんだかんだと西も面倒みがいい。引きこもりだった匠海が証言のために、一歩前進できたのが良かった。証人尋問前の西からの言葉と、検察官の桧室からの言葉にグッときた。新たな人生を歩んで欲しいと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み始めた時期がドラマの「アンチヒーロー」と同時期であったので重なる部分もあると感じながら読んでいきました。 なぜ嘘をつくのか、誰のためなのか、終盤まで散りばめられたピースがどうはまるのか想像しながら読むことができました。
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