商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 芳文社 |
発売年月日 | 2022/03/25 |
JAN | 9784832273559 |
- コミック
- 芳文社
こみっくがーるず(8)
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こみっくがーるず(8)
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商品レビュー
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この巻は寮母である莉々香の出番が多いし表紙にもなっているから何かと思いきや、そういう展開になりますか かおすにとって連載が終わり、単行本作業を行った今巻。いわば1つの締め括りが描かれたわけなんだけど、その一方で昔に自分の夢を締め括っていた莉々香が新たな始まりへ踏み出しているわけだ...
この巻は寮母である莉々香の出番が多いし表紙にもなっているから何かと思いきや、そういう展開になりますか かおすにとって連載が終わり、単行本作業を行った今巻。いわば1つの締め括りが描かれたわけなんだけど、その一方で昔に自分の夢を締め括っていた莉々香が新たな始まりへ踏み出しているわけだね 漫画を描き始めることが大変なら、終わらせるのだって大変。それが特に大好きの想いを込めて描いてきた『るかにゃん一家』であれば尚更の話 その状況に対し最も適切なアドバイスをくれるのが、近くの大人でも漫画家仲間でもなく母親というのは良いなぁ…… 最終回を描くコツを伝えるのではなく、かおすが抱える寂しさを理解しその上でかおすが何を大切にしているかを本人に改めて理解させてやる。こういうのは親でないとナカナカ伝えられないものだろうね また、そこへ繋げたのが莉々香である点もまた良いね 漫画家の卵たちを数多く見守ってきた莉々香。この巻ではかおすへのアシストだけでなく、忙しさを増す翼や琉姫に対しても心機一転となるアシストをしているね 自分自身も漫画を描いた経験があり、彼女たちを長く見守ってきた莉々香だからこそ為せる貫禄 まあ、そんな彼女だからこそ、一方で漫画家の卵たちに触発されて再びペンを執ってしまったのだろうけど ていうか、数年ぶりにペンを執った状態だというのに、あっさり連載を勝ち取った莉々香って滅茶苦茶凄いのでは……? 莉々香の再始動、それが漫画家たちに触発されてのものなら、その行動が回り回ってかおすを触発するのも良い展開 コミカライズの話も持ち込まれるようになり、他人の作品をやらせれば相性が良いのか安定感有るネームを出せる。妥協をすればその路線で成功するかもしれない でも、莉々香を突き動かした「後悔したくないな」「一生けんめいになりたい」との想いがかおすに影響するわけだ。自分を拾ってくれたまゆとオリジナル作品を作り上げないまま別れたくない。だから「後悔しない」為に改めてオリジナル路線を進むと決意したかおす 今のところ、へっぽこネームしか出せない彼女がこの決意の下にどのようなオリジナルを描き出すのか楽しみだね
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