商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2022/03/17 |
JAN | 9784003600405 |
- 書籍
- 文庫
ウィタ・セクスアリス
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ウィタ・セクスアリス
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
自然主義との関わりを考える。 解説が面白い。 資料にあたる面白さ。 父子の小説での描き方と実際の在り方の比較、良い。 他に挙げられていた小品も読んでみたい。
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「女が僕の容貌を見て、好きだということは、ちょっと想像しにくい。…そんなら僕の霊の側はどうだ。余り結構な霊を持ち合わせているとも思わないが、これまで色々な人に触れて見たところが、僕の霊がそう気恥ずかし…いようにも思わない。…女は好嫌を言わない。…こっちが買い手ででもあるようだ。…...
「女が僕の容貌を見て、好きだということは、ちょっと想像しにくい。…そんなら僕の霊の側はどうだ。余り結構な霊を持ち合わせているとも思わないが、これまで色々な人に触れて見たところが、僕の霊がそう気恥ずかし…いようにも思わない。…女は好嫌を言わない。…こっちが買い手ででもあるようだ。…僕は綺麗なおもちゃを買いに行く気はない。」
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発禁になったという割には、かなり健全だという印象を受ける。作者の一生の中であった性欲について書いたものであるが、気持ち悪さがない。解説にあった通り、外部からの刺激に主点を置いているからだろうか。全体を通して、現代では彼はAセクシュアルと言われる人なのかとも思ったり。
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